開催レポート:【チガラボLocal】落語とお寿司で人がつながる地域寄席 in茅ヶ崎
(投稿日:2018.5.9)

【落語とお寿司で、笑ってつながって】
4月24日(火)、「【チガラボLocal】落語とお寿司で人がつながる地域寄席 in茅ヶ崎」を開催しました。
 
「寄席(よせ)」とは、落語や講談などを演ずる演芸場のこと。今回はそれを、地域のみなさんとご一緒する「地域寄席」という形で開催し、茅ヶ崎にお住まい・関わりのある50名の方々にご参加いただきました。
 
 
お越しいただいたのは、上方落語の桂吉弥(かつらきちや)さん、NHKの法律相談番組や朝ドラにも出演された人気と実力を兼ね備えた噺家さんです。
 
会のはじまりは、チガラボ定番の参加者自己紹介から。近くの席の人との会話を通じて、地域のみなさんに一体感が生まれていきます。
 
そして、この日のスペシャルゲストは元NHKアナウンサーで現在は音声表現コンサルタントの松本和也さん。名司会によってさらに場が温まったところで、いよいよ吉弥さんのご登場です。
 
 
テーブルで高座をつくり、紅白幕をつけ、スポットライトを照らした会場は、一夜限りのスペシャルステージ。吉弥さんには二つの演目をお話いただきました。
 
「はめもの」のと呼ばれる三味線を担当する浅野美希さんと声を合わせた迫力満点の場面もご披露いただく贅沢なものでした。
 
 
落語で使う道具は扇子と手拭いのみ。あとは声や仕草や表情だけで物語を伝える吉弥さんの表現力によって、まるでその世界に入り込んだかのよう。ご参加いただいたみなさんの笑顔があふれる、素晴らしい時間でした。湘南・茅ヶ崎のオープンで明るい雰囲気は、上方落語との相性がよいのかもしれません。
 
交流会のオードブルと手巻き寿司をご提供してくださったのは、茅ヶ崎市南湖の「欣ずし」さんです。大将の小又学さんからは「落語で笑って、おいしいものを食べて、人がつながる。こんなに幸せなことはない。」というお言葉をいただきました。
 
 
「地域寄席」という名の通り、地域の人たちが落語とお寿司で笑ってつながる素敵な一夜となりました。改めて、茅ヶ崎という地域の持つ力と、それをつくりあげている人と人のつながりの素晴らしさを感じています。
 
桂吉弥さん・浅野美希さん・松本和也さん、共同企画・小道具協力をしてくださった「南湖体験ストリート実行委員会」の服部宏行さん、「sbaco#888」の大曲詩摩さん、そしてご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
 
◯桂吉弥さん