開催レポート:【チガラボLife】絵本を通して、“今、大切なこと“について考えてみる会 withとまり木
(投稿日:2021.9.3)

こんにちは。チガラボスタッフごんちゃんこと岩野です。
8/29(日)に​​「チガラボLife】絵本を通して、“今、大切なこと“について考えてみる会 withとまり木」が開催されました。


こちらのイベントは、チガラボのTAKURAMIメンバーの小笠原葵さんと
チガラボメンバー兼スタッフのジミーさんこと大西裕太さんの「話せるシェア本屋とまり木」とのコラボイベントです。


忙しく、常に時間に追われる日々。時には少し立ち止まって”今、大切なこと”を絵本と通して考えてみる。
夏の終わりに、ゆったり語り合うひとときを味わうイベントです。
小笠原葵さんは普段、お仕事で遺言書を書くことをお勧めされています。
チガラボの中でも、人生について見直す時間を作ってほしいという願いを込めて開催されました。

 

今回のイベントのテーマとなる絵本はこちらです!

『わすれられないおくりもの』
作・絵:スーザン・バーレイ
訳:小川仁央

 

生と死をテーマにした絵本です。
葵さんがこの絵本と出会った時に、自分が今伝えたいことを代弁してくれている絵本の力を感じたそうです。
(チガラボ内に設置されている「とまり木」のジミーさんの本棚にも一冊置いてあるので、気になった方は是非読んでみてください!)

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葵さんの読み聞かせを皆さんと聞きました。

読み聞かせの後は、それぞれがワークシートを使って考える時間です。
皆さんの頭の中に「人」を思い浮かべて、自分とそしてそこにはいない「あなた」を想い、「あなた」と会話をする時間です。過去と今、そして未来に対する大切なことをワークシートを使って考えました。

 

ワークシートに記された質問は大きく分けて以下の4つ
①過去の大切な人があなたに残してくれたものは?
②今の大切な人へあなたが残したいものは?
③自分がいなくなる時から見てみると?(自分が存在しない死後の世界を想像して)
④今日から伝えられることは?

ワークシートに書いたことをシェアしながら、ディスカッションを行いました。
この時間に正解はなく、自分が思ったことを素直に表現してもらいました。

 

今は亡き人に想いを馳せたり、身近にいるけどなかなか感謝をつあえられていない人に対して、
時には涙ぐみながら思い思いに”今”感じている大切なことを話し合うことができ、ハートフルな2時間を過ごすことができました。

 

参加者からはこんな感想が………

・時々振り返る、そして周りを見てみることで少し謙虚になれた気がしました。
・人生も折り返しに来ている、何か残せるもの、伝えられることがあるのではないかと考え直す良いきっかけになった。
・チガラボに出会い、学べることに改めて喜びを感じることができた。
・参加者が違うとまた雰囲気も変化してくだろうなと思った。

 

また主催者である葵さんからも、実際に初イベントを開催してみての感想をいただきました!

想像していたよりも深いことを考える時間になって驚いた反面、すごく嬉しく思います。
些細なことが思い出になるということを心に留めながら、今回のイベントの中で行ったように少しずつでも良いので誰かに何かを伝えることをしてください…!

 


※集合写真のときのみマスクを外しています。

 

【スタッフコメント】
ワークに参加させてもらって、自分のまだ短いながら(若干21年)も過去を振り返ってみると、そこにはたくさんの感謝すべきこと、そしてまだ伝えられていないことがあるなと思いました。誰かに何かを伝えることは小っ恥ずかしいことではありますが、それ以上に伝えた時のそこに残るものはとても大きいものなんだなと思いました。今からできること、伝えられることに正直になろうと思います!

小笠原葵さん、ジミーさん、そして参加してくださった皆さまありがとうございました!