開催レポート:広石拓司さんに学ぶ、地域のコトづくりシリーズ①
(投稿日:2017.5.31)

 
 
こんにちは!スタッフの市川です。
【広石拓司さんに学ぶ、地域のコトづくりシリーズ①】「第1回コトづくり総論 ~地域の事例から学ぶ」のイベントレポートをお届けします。
本企画は、まちづくりなどの地域活動について深い知見をお持ちの広石さんをお迎えし、これから地域でコトを起こしていきたい人が実践的な学びを得るためのシリーズです(全4回)。
 
第1回の今回は、地域の事例を紐解くことで、地域でコトを起こすために大切なことを考えました。
 
「より多くの人が手を挙げられる地域をめざす」
地域に新しい取り組みや仕事をつくることは、地域の未来をつくることにつながります。
 
こうした新しい取り組みや仕事とは、①「仕組み」をつくり定着させる、②仕事を通じて「つながり」が生まれる、③関わる人が新しい「役割」を得る、ということが中心的な要素であり、お金は後からついてくるものです。
 
そんな新しい取り組みや仕事をつくりだすには、より多くの人が手を挙げられる地域をめざすことが大切です。
そして地域や社会が必要としていることは、ひとりで考えていても見つけることが難しいので、多様な人たちと対話を重ねていく必要あります。
 

株式会社エンパブリック代表 広石拓司さん

 
「したいことを口にしたら、実現してしまうまち」
ソンミサンマウル(韓国)というまちは、地域に住む人たちが自分たちにとって必要なことを自らつくり、保育園、カフェ、劇場、など数々の事業や仕事が生まれています。
そこにはまず個人の生活ニーズがあることや、活動には選択的に参加できること、あくまで「事業」がつながりの受け皿となっているということが特徴です。
そのまちの人たちが大切にしていることは、わがまま歓迎、けんかワクワク、といった各自の考えを共有して納得いくまで話し合う価値観。また、仲間とリスクを分かち合い、まずやってみること、という実践重視のスタンスです。
 
こうした地域の取組事例に学びながら、それぞれの地域で一人ひとりがコトを起こしていけるようになっていくと、コトを起こした人も、地域も良くなっていきます。
 
まずは口に出して、やってみて、そこから形にしていこう、というスタンスはチガラボの価値観そのものだと思いました。今回のシリーズでも、実際にやってみる経験ができるように、連続参加の方には、チガラボを使ってイベントを企画運営していただく予定です。
地域の取り組みやプロジェクトを何かやりたいと考えている方には、特にオススメですので、次回もぜひお気軽にご参加ください。
 
<シリーズ日程(予定)>
第2回 企画編 6/26(月)19:00~22:00
第3回 実践編 7/3(月)19:00~22:00
イベント開催期間 7月~8月
第4回 ふり返り編 9/2(土)13:00~17:00
 
ー株式会社エンパブリックー
http://empublic.jp/
 
 
 
ー今後のイベント情報ー
◯【meets湘南】街・人・食に出会う、茅ヶ崎すごろくツアー(湘南の食材を使ったプチBBQつき)
6/4(日) 13:00~17:00
 
◯【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑦
6月11日(日) 13:00〜16:00
 
◯松本政明 映画ポスター原画展 ~日本画絵師が描く映画の世界〜
6月24日(土) 10:00〜17:00
6月25日(日) 10:00〜19:00
(この時間内であれば、出入り自由です。)
 
◯茅ヶ崎映画祭オープニング記念!チガラボCinema Night
6月24日(土) 17:00〜20:00