イベントレポート:【チガラボEducation】未来を担う子どもたちに広げたい「全力失敗教室」体験&作戦会議
(投稿日:2020.3.8)

こんにちは!チガラボスタッフのサニーこと瀬野尾です。

3/1(日)【チガラボEducation】未来を担う子どもたちに広げたい「全力失敗教室」体験&作戦会議 が開催されました。

大人になっても失敗するのは悪い事、恥ずかしい事という感覚をお持ちの方は多いのではないでしょうか。そのネガティブな捉え方を変え、『チャレンジする楽しさ』を伝え続けているAll Days Sportsの中田真司さん。

今回は大人向けに『全力失敗教室』の体験や、このプログラムをいかに子どもたちに届けるのかを一緒に考えました。

 

All Days Sportsの取り組みに関してはホームページを御覧ください。

http://alldayssports.com/?fbclid=IwAR0r-jStNTk-0APTuya7RzlQhHSLFk-GiiXDuDWu0D6_cE0Qjl3QA8dc438

 

■「全力失敗教室」とは

運動学、脳科学、心理学を融合した新しい形のメンタルトレーニングです。絶対に失敗するようなお題を出して敢えて失敗させ、「失敗」という概念を変える体感型のワークショップです。

人は失敗した時に一番学ぶ。失敗を失敗で終わらせない。そのために大切な「変化する小さな勇気」が出る体験をさせていただきました。

 

体験プログラムは、中田さんご自身の実体験のエピソードから

中田さん自身、サッカーU-16日本代表選手として世界に挑戦した経験があります。当時は特待生として試合で負けられないプレッシャーが大きく、失敗を避けるようなプレーをするようになり、サッカーが徐々に嫌いに。この実体験が教室を開くきっかけになりました。

 

「アホ」(=ありのままの自分)でいること

皆自分の強みが言えても、弱さやドロドロした部分はなかなか出せません。それを受容し自己開示できる人たちを中田さんは『アホ』と呼んでいます。

この状態になることで、安心感が生まれ最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。そのために、一発学習と呼ばれる「AHA体験」ではなく、持続性のある「UHO体験」を通じて多くの方に「失敗はギフト(宝物)」と思ってもらえるきっかけを届けています。

 

(失敗しそうなお題に、「できるかな、、」とメンタルブレーキがかかる参加者の皆さん)

 

(体験中に失敗した経験が笑いに変わり、どんどん失敗することへのハードルが下がり始めました)

 

1万人の子どもたちに届けたい

全力失敗教室ではクラウドファンディングで資金調達をし、今までに8,000人の子どもたちが無料で参加しています。

今後、神奈川県内でさらに多くの子どもたちへ提供していくために、参加者からの紹介先の提案や、普及のためのアイディアを募集しました。

 

参加者の声

・子育てをするもっと前から知りたかった!旦那に実践してみます。

・成功を褒めるよりも、失敗を受容させることのほうが重要だと気が付いた。

・この場の空気感が楽しかった。

・スポーツにかかわらず、大人の考えを変えることで子どもの成長のきっかけになると思えた!

・子育て世代の親への提供をして、そこからの紹介を狙ってみては?

・自分の勤めている企業に研修として取り入れるか打診してみます。

・茅ヶ崎のローカルメディア「エキウミ」のインタビューを通じて中田さん、活動の認知拡大

・高校の校長先生と繋がりのある方にコンタクトを取ってみます。

・発達障害の子どもたちに実践してみたい。

 

 

■スタッフコメント

中田さんワールドに終始笑いが絶えず、3時間のイベントはあっという間に時間が過ぎていました。イベント後も参加者の皆さんでの交流が絶えず、とても良い雰囲気でイベントが終了。

チガラボでも大切にしてる「心理的安全性」は、本イベントにおいてもその重要性を唱えており、まずは大人からその空気感を作る必要があると痛感いたしました。

これからも幅広い世代の人達に「失敗する」ことの価値や、挑戦する楽しさを伝えていっていただきたいです。今後の中田さんの活躍が楽しみです。

ありがとうございました!