開催レポート:【チガラボチャレンジ㊴】やりたいこと宣言&いっしょに考える会
(投稿日:2020.2.17)

開催レポート:【チガラボチャレンジ㊴】やりたいこと宣言&いっしょに考える会

 

こんにちは!チガラボスタッフのけいちゃんこと齋藤です。

2月13日(木)「チガラボチャレンジ39やりたいこと宣言&いっしょに考える会」が開催されました。

チガラボチャレンジは毎月2名の方にやりたいことを発表いただき、アイデアや情報、どうしたら実現できるか、自分ならどんな協力ができそうか、といった前に進めるためのディスカッションを行っています。

【今回のチャレンジャー】

・永井 浩治さん 「湘南エリアのスポーツコンシェルジュになりたい」

・益子絵美さん 「お水プロジェクト」

1人目:永井 浩治さん 「湘南エリアのスポーツコンシェルジュになりたい」

会社の上司から『永井が来てくれてから会社の雰囲気がよくなった。』と場に元気を与えてくれるようなお人柄であり、スポーツをするのが大好きな永井 浩二さん。大好きな湘南を自分が大好きなスポーツで人と人をつなげ、笑顔を増やしたい!茅ヶ崎の街全体をスポーツクラブ化し、スポーツコンシェルジュとしてサポートをしたい!という想いを語ってくださいました。

 

【なぜやりたいのか?】

60名規模のサッカーチームの結成や、地元自治会のレクリエーション事業部部長として活動する中で、多くの人に『楽しい!』『誘ってくれてよかった!』という声をもらえたことがきっかけだった。

 

【誰がどうなったらよいのか? 】

・スポーツクラブに入会したものの続かない人

・移住者

・新しく何か始めたいけど何を?という人

・子供の育成 など

湘南エリアにお住いの老若男女がをつなげ、笑顔を増やしたい!

 

【方法は?】

スポーツ=遊び

元プロ陸上選手の為末大さんの言葉「遊ぶ」が勝ちに共感。競技だとしても課題をクリアしていくのは「遊び」に似ている。イノベーション・クリエイティビティを生み出すのは「遊び感」が大切で、ちょっとくらい辛いことでも「遊び感」なら楽しめる!達成感も得やすいのがスポーツ!

その中でもアウトドアスポーツを推したい

・おなじご飯でも3倍美味しくなる

・開放感の気持ち良さ、非日常感

・マリンスポーツで健康増進

→茅ヶ崎(湘南)エリアは…アウトドアスポーツに最高の環境

 

永井さんは、スポーツコンシェルジュとして教えたい人と教わりたい人をつなげる構想や、イベント企画、飲食やリラクゼーションとのコラボなどをイメージしているのですが、自分には考えもつかないようなご意見・アイデアももらえたらと参加者の皆さんに呼びかけました。

 

【参加者からのアイデア】

・不登校の子供向けの居場所に

・夜でもできること。昼にやるイメージを覆すようなもの。

・スケボーなど。場所としては、地下、立体駐車場の一部、など

・海外のおもしろい祭り(口に牛乳を含んで走る、トマトを投げる、など)

・どろんこサッカー

・茅ヶ崎の移住者の限定イベント。移住者vs地元の対決、最後はBBQで仲良く

・何から始めたらよいか分からない人向けの教室。教える人も普通の人。伴走者。

・大人の「こそ練」。お父さんの威厳を保ちながらマスターする

・一定の回数や期間を頑張った人に、ビールやメンチカツやマッサージ、

・スポーツ×●●

・誰もが参加できるハードルの低いものから始める。ウォーキングサッカーなど

・体験したいスポーツのニーズ。有名コーチに教わりたいなど、普通の人に習いたい、

・社会人チームの募集は少ない?大人になってからスポーツを始める機会を、コンシュルジュが

つないでくれる。

・障がいの有無など、さまざまな年代・属性の人がおなじことをやれる。

・スポーツに特化したメディアをつくる

 

【NextAction】

まずはできることからイベント立ち上げ、メディアの立ち上げも検討したい。

 

 

2人目:益子絵美さん 「お水プロジェクト」

 

2人目:益子絵美さん 「お水プロジェクト」

 

2人目のチャレンジャーは、写真家とセラピストをされている益子絵美さん。都内からの移住者さんです。持ち前の好奇心で気になることはとことん自分で体験してみるという性格(ご本人は人体実験と呼んでいて会場では笑いが巻き起こりました笑)で、今回は私たちの生活に欠かせない「水」が日常がつながっているということを人々が感じ・気づけるようなモノ・コトのアイデアを求めてチャレンジされました。

 

【なぜやりたいのか?】

水に関心を持った始まりは「塩とタモリ式」だったのだそうです。塩のほうは「塩浴(えんよく)」*1という肌トラブルを改善できるという健康法。「タモリ式」*2はお風呂では石けんもボディーソープも使わず「湯船に10分つかれば、体の汚れの80%は落ちる」という入浴法のことです。そこで水や自然の力を感じた益子さんは本などでも知識を深めたところ「あなたは地球で地球はあなた」という米オクラホマのチェロキー族の言葉に感銘を受け、水と日常がつながっているということを感じられる世界を創りたいと感じたのだそうです。

 

「塩浴(えんよく)」*1

シャンプーや石けんを使わず、高濃度の塩水を全身に塗って、皮脂腺から余分な皮脂を「浸透圧」で分離。そのときに肌内部の汚れも一緒にデトックスしてくれるのだそうで、実は、40年以上前から伝わる方法と言われています。

 

「タモリ式入浴法」*2

芸能人のタモリさんが実践している入浴の仕方。石けんもボディーソープも使わず「湯船に10分つかれば、体の汚れの80%は落ちる」というもので、ローラ、福山雅治、妻夫木聡などの芸能人たちもが実践しているそうです。

 

【誰がどうなったらよいのか? 】

・水と日常がつながっているということを人々が感じたり、楽しく気づけること

・やらなきゃ!ではなく、楽しみながら取り組めて心地よさも感じられる世界

例:カップラーメンのスープを排水口に流す前に、その先の川や海にいる生き物たちがいるのだということに関心・配慮をする等。

 

【方法は?】

・まずは「知ってもらう」ための発信として…

歌やアニメーションや人形劇など知る入り口を楽しくする工夫

例:ピコ太郎によるSDGsのPR動画 →よくわからないけど…楽しそう笑

・まじめになりやすい課題にも楽しさを。

例:商店街や様々な団体との連携

  地域の人たちをつなげるハブ

  お魚さんシール

 

【参加者からのアイデア】

・自宅の排水溝=海、と言われてもイメージが湧かない。茅ヶ崎の海は昔よりもかなりキレイになっている。下水処理場の前に、家庭が前処理施設の役割を果たす。余ったビール、米の研ぎ汁、などの活用。

・水について伝える場所をつくり発信していく。

・Youtube動画でLifeHackなどのイメージでアピールする。

・まじめな課題を笑いに変える。落語、YouTuber、

・マンホールカードの事例(http://www.gk-p.jp/mhcard/)

・鉄腕ダッシュのイメージ。体験することで知る。

・ニュージーランドの事例。排水溝に魚マークがある

・井戸掘り、バイオジオフィルター

・水道管ゲーム(WaterWorks:水道管ゲーム:水漏れをふさぐカードゲーム)

・自分が水や魚になったイメージを体験できるアトラクション

・「プロジェクトWet」という水に関する学習方法をまとめたプロジェクト(https://www.kasen.or.jp/wet/tabid121.html)

【Next Action】

・行政の取り組み、石井光くんのリノベプロジェクトなど一緒に活動してみる

・事例をつかいながら具体的なイメージを伝える工夫をする

 

 

お二人ともテーマは違えど、”まちの未来をつくる子どもたちのために”という共通する想いがありました。そして、やりたいこと宣言を発表する姿はまさに“想いが溢れ出ている”というような熱さとワクワク感が共通するパワフルなお二人でした。その想いは参加された方々にも伝わり、チガラボチャレンジ後はお二人を囲んで連絡先交換や情報交換が積極的に行われておりました。今後のプロジェクトの進捗にぜひご注目ください!

 

【スタッフコメント】

今回のチガラボチャレンジもとってもエネルギッシュに盛り上がりました!チャレンジしたお二人とも個々の情熱を持てるもの・つくりたい世界を存分にプレゼンし、その情熱で参加者の皆さんも火がついたかのように、いつもにも増してたくさんのアイデアが出ました。

チャレンジ後はお二人を囲んで連絡先交換や情報交換が積極的に行われておりました。今後のプロジェクトの進捗にぜひご注目ください!

 

次回は3/13(金)19:00からスタートです!

永井さん、益子さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。