開催レポート:【チガラボTalk】シリコンバレーのいま① 場×クリエイティビティについて話す会
(投稿日:2017.3.30)

【クリエイティビティは”環境”と”マインド”から生まれる】
こんばんは、スタッフの米山です◎
先日行われたチガラボTalk「シリコンバレーのいま① 場×クリエイティビティについて話す会」のレポートをお届けします。

今回の「米国シリコンバレー地域から学ぶ」シリーズは、チガラボメンバーである大森裕貴さんが先月シリコンバレーへ現地視察に行ったことをきっかけに始まった企画で、全3回を予定しています。(※シリコンバレーとはアメリカ カリフォルニア州にあるIT企業(Google, Appleなど)や研究所が密集した地区の通称です。)

第1回目のテーマは、「場が影響を与えるクリエイティビティ」。シリコンバレーのサンノゼ州立大学で研究活動をされている東京経済大学の森岡耕作さんをゲストにお迎えして、森岡さんの活動や現地の最新情報を共有していただきました。

話題は、森岡さんの専門分野である「マーケティング」や「Co-creation(共創)」からはじまり、IKEAとニトリを比べたりしながら「コトの価値」「消費者の経験」に対する研究について理解を深めました。
また、シリコンバレーの教育機関や施設(スタンフォード以外の大学、d-schoolやtech shop、現地のコワーキングスペース等)の様子についてお話しいただき、「なぜ世界的企業や新しいサービスはシリコンバレーから生まれてくるのか?」を参加者も交えたディスカッションを通して考えていきました。

森岡さんは、「シリコンバレーのような地域・場所を作るためには”環境”だけではなく”マインド”も持って来ないといけない。」とおっしゃいます。

その”マインド”として上がったのが、以下のことです。
・「好き」という気持ちを素直に表現できる人
・「好き」と表明することを笑わないオープンな空気
・とりあえず動いてみる
・「成功のストーリー」を「失敗のストーリー」と思うこと(投資家は起業家に対して「早く多く失敗しろ」と言うそうです)

植物を置いたりソファー席を設けたりしてつくっていく”環境”と、「他者の挑戦を応援する寛容な空気」や「とりあえずやってみる精神」といった”マインド”は、チガラボが普段大切にしているものと同じことだと気付き、改めて大切にしていこうと思いました。

以上、イベントの振り返りレポートでした!
次回のシリコンバレーイベントは4月26日(水)を予定しています。みなさまの参加をお待ちしております👍