開催レポート:【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑱
(投稿日:2018.6.9)
【女性リーダーシップ/和菓子・日本文化体験】
5月16日(水)、「【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑱」を開催しました。
「チガラボチャレンジ」は、毎回二組のチャレンジャーがやりたいことを宣言し、参加者の方といっしょにアイデアを考え次の行動につなげる、チガラボの定番イベントです。
高橋 野枝さん「女性のリーダーシップを育てたい 」
今回1人目のチャレンジャーは、高橋野枝さん。「リーダーシップ」の専門家で、衆議院選挙にも出馬経験のある高橋さんは、「女性のリーダーシップを育てたい」という思いを宣言されました。
リーダーシップを「引っ張る」イメージではなく「柔らかくて身近なもの」として広げていくために、高橋さんは女性向けワークショップの企画に取り組まれています。テーマは「自分の中に既にある潜在的な能力を引き出す」というもの。
参加者ディスカッションでは、
・【リーダーシップの解釈が多様。他の言葉は?】
アンバサダー、アドバイザー、「思いを言葉にする」など
・【ハードルの低い呼びかけの工夫は?】
プチ起業交流会→ママ起業→女性起業、交流会、ランチ会
・対象層の専業主婦などは「地域」「コミュニティ」「女性が気持ちよく過ごせる社会」という言葉が入ると関心を持ちやすい。
・多様な人達がいるので、いきなりリーダーシップではなく、一歩ずつ進むためのサポート体制があること、共感できることが大切
などの意見・アイデアが出ました。
これを受けて高橋さんは、「小さく育てることが得意なパートナーを探す、チームをつくる。」というネクストアクションを宣言されました。
藤岡まき子さん「和菓子・日本文化体験を湘南から海外へ広げたい!」
2人目のチャレンジャーは、藤沢で女性起業家のサポートをされている藤岡まき子さん。「和菓子・日本文化体験を湘南から海外へ広げたい!」という思いを宣言されました。
藤岡さんは、鎌倉にて和菓子を習い始め、現在は、四季をテーマに和菓子や季節を身近に感じられる「創作和菓子教室きょら」を主宰しています。和と洋をミックスした独自の創作和菓子もつくられており、日本に来る外国人観光客にも和菓子の魅力を伝えたいと考えられています。
参加者ディスカッションでは、
・会場は、日本文化を表す「神社」や「お寺」もよいのでは。
・まずはインターナショナルスクールの両親や祖父母など、時間の余裕のある富裕層を対象にし、そこから評判をつくる。
・小さなステップとなるプログラムをつくる。英語版、韓国語、中国語、と展開できる。
・「よろこばれたのは花火大会ではなく線香花火を一緒にやったことだった。」というゲストハウスの例のように、日常を求めている外国人観光客は多い。
・和菓子+αを組合せたツアーにする(七福神めぐりのように地域を回れる企画にするなど)
などの意見・アイデアが出ました。
偶然にも、タイプの違うリーダーシップを発揮する女性ふたりが揃った今回のチャレンジ。こうした登壇者同士の出会いや学びあいも、この場のおもしろさです。おふたりとも今後の展開が楽しみです!
チガラボはその名の通りラボ(=実験室・研究室)なので、安心・安全な場としてお二人の挑戦をこれからも応援していきたいと思います。
次回のチガラボチャレンジは6月16日(水)です。みなさまのご参加、お待ちしています!