開催レポート:【チガラボTalk】BETTARA STAND 日本橋・柴田大輔さんと考える、ローカルコミュニティのつくりかた
(投稿日:2018.3.31)
【ローカルコミュニティのつくりかた】
3月23日(金)、「【チガラボTalk】BETTARA STAND 日本橋・柴田大輔さんと考える、ローカルコミュニティのつくりかた」を開催しました。
ゲストにお迎えしたのは、東京・日本橋のイベント・キッチンスペース「BETTARA STAND 日本橋」の柴田大輔さん。2014年に鎌倉に移住され、飲食店・シェアハウス・ゲストハウスなど人と関わる場づくりに携わられてきた柴田さんは、その後「BETTARA STAND 日本橋」のコミュニティビルダーとして年間192本ものイベントを企画・運営されてきました。今回は、そんな柴田さんのお話を聞きながら、「コミュニティ」「場づくり」について考えていきました。
「BETTARA STAND 日本橋」は、元々は駐車場だった場所に移動可能なトレーラーや屋台が並んでつくられた、まちのパブリックスペースです。コンセプトは「はじまりの場所」。東海道の起点であり、古くより「旅・商売・文化・コミュニティ」の拠点でもあった日本橋で、何かをはじめたくなるような機会や出会いを提供されています。
季節・曜日・時間帯によって「トーク」「食」「映画・本」など多種多様なイベントが開催されている「BETTARA STAND 日本橋」では、何よりも「コミュニケーション」と「多様性」が大切にされています。「多様な人・コトとコミュニケーションをとることで、相手への理解が深まり、自分ゴトが増えていく。それが『コミュニティ』の形成ににつながる。」と柴田さんはおっしゃっていました。
質疑応答では、イベント企画〜告知〜実施までの一連の動き方から、日頃の情報収集の方法など、柴田さんの企画力に注目が集まりました。「企画にはアイデアの掛け算が必要であり、日頃から掛け算の意識を持つことが大切。苦手なことはやらず、好きなことに熱中することで、知識や経験は自然と増えていき、魅力的な企画を立てれるようになる。」と柴田さんはおっしゃっていました。
「BETTARA STAND 日本橋」は本日3月31日をもって閉店となってしまいますが、横浜市日ノ出町の新施設をはじめ、柴田さんは今後も遊休地を活用した様々な取り組みをされていかれるそうです。またお目にかかれる日を楽しみにしています。柴田さん、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!