開催レポート:【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑭
(投稿日:2018.1.17)
1月15日(水)、「【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑭」を開催しました。
この企画は、毎回2名のチャレンジャーがやりたいことを宣言し、参加者の方といっしょにアイデアを考え次の行動につなげる、チガラボの定番イベントです。このレポートでは、今回発表されたお二人の挑戦とこれからの展望についてお伝えします。
①佐々木庸平さん
テーマ:つらさとともに生きて歩むためのライフスクール「つらとも学校」をつくる
産業カウンセラーの佐々木庸平さんは、ご自身のメンタル不調に陥られたご経験から、同じように苦しまれているうつ病患者やそのご家族に寄り添うライフスクール「つらとも学校」を作ることを画策されています。対象は、うつ病治療の「回復期」の方々。対面とネットでの交流を組み合わせて「はなす かんじる しる」を届けることで、ともに成長し回復していく学校を目指します。
参加者ディスカッションでは、「現存の医療機関等との差別化はどこでするのか」「『回復期』以外にもアプローチするよう、間口を広くしてみては?」「どうやって困っている人にサービスの存在を知ってもらうのか」などの話が上がりました。
これを受けて佐々木さんは、「目の前にいる人をサポートするために、自分自身の実体験と重なる部分の大きい『回復期』にあえて対象を絞りたい。まずは紹介を軸に、住んでいる茅ヶ崎ではじめていきたい。」とおっしゃられ、次の行動として「4月末までにサービス範囲などのルール整理をする」ことを掲げられました。
②ワタナベナホコさん
テーマ:ラジオのススメ 〜ラジオを聴いて耳を豊かに〜
ラジオが大好きで、ラジオで聴いた言葉に救われてきたと語るワタナベナホコさんは、ラジオをもっと多くの人に聴いてもらうためのアイデアを考えられています。
嬉しい・悲しいなどの感情ごとに番組をカテゴリー分けしておすすめする「ラジオプレイリスト作戦」からはじめ、ゆくゆくはご自身でラジオ局「本音局」を開局したいという目標をお持ちです。
参加者ディスカッションでは「ながらニーズを満たすラジオの可能性は大きい」「ラジオを知らない人向けの小冊子があるといい」「チガラボラジオを開局しよう!」などの話が上がりました。
これを受けてワタナベさんは、「自分の思いを言葉にして伝えることができてよかった」とおっしゃられ、次の行動として「4月末までにラジオ紹介冊子をつくる」ことを掲げられました。
原体験から生まれる「やりたいこと」
今回のお二人のテーマはそれぞれ全く違うものでしたが、原体験から生まれる「やりたいこと」「大切にしたいこと」への熱い思いは同じでした。その思いが揺るがないからこそ、人の心に届き、何かを変えることができるのだと感じました。
チガラボはその名の通りラボ(=実験室・研究室)なので、安心・安全な場としてお二人の挑戦をこれからも応援していきたいと思います。
以上、振り返りレポートでした!