開催レポート:【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑪
(投稿日:2017.10.14)
10月11日(水)、『【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑪』が開催されました。
この企画は、毎回2人のチャレンジャーがやりたいことを宣言し、参加者の方といっしょにアイデアを考え次の行動につなげる、チガラボの定番イベントです。
1人目のチャレンジャーは松本あけみさん。
お父様である故松本政明氏は映画業界に長年携わられ、映画ポスターの原画を数多く描かれた方です。
(参考:『E.T.』、『ジョーズ』などの映画ポスターを手がけた松本政明氏のアートイベント開催 http://movie-nook.com/2017/02/10/mdc201702/)
松本あけみさんはその原画の維持・管理をしながら、手書き時代を知らない大学生やクリエーターにものづくりの原点を感じて欲しいという思いのもと、『古き良き映画の黄金時代の作品を後世に引き継ぎ残していくために』というテーマで発表されました。
ディスカッションでは、維持管理費を捻出しながら多くの方に知ってもらうためのアイデアとして「原画展示+映画上映会を開催する」「絵師の松本政明さんに注目した展示会を開く」「大学などの映画研究グループ向けに、研究資料として提供する」などが上がりました。
これを受けて松本さんは、「今日いただいたアイデアをお試しで取り組みながら、2018年熊本映画祭への原画+ポスターの出店を目指す」という次の行動を考えられました。
2人目のチャレンジャーは中村勇太さん。
日本夜景オフィス株式会社の代表取締役で夜景写真家の中村さんは、夜景の魅力をもっと多くの方に知ってもらいたいという思いのもと「一般社団法人日本夜景協会(仮)を立ち上げたい」というテーマで発表されました。
(参考:日本各地の夜景情報サイト”夜景FAN” http://yakei-fan.com/ )
ディスカッションでは、「写真家向け?それとも一般の人も含めたコミュニティ?」「コミュニティはリアルでもネットでも作りやすくなっているので一般社団法人を急いで作る必要はないのでは?」といった質問や、「夜景スポットのマップ化」「夜景×地域、夜景×人などのコラボ」「”夜景”ではない新たな言葉を作って広める」などのアイデアが上がりました。
これを受けて中村さんは、「まずは気軽な夜景コミュニティを作る」という次の行動を考えられました。
チガラボはその名の通りラボ(=実験室・研究室)なので、安心・安全な場としてお二人の挑戦をこれからも応援していきたいと思います。
次回のチガラボチャレンジは11月15日(水)です。みなさまのご参加、お待ちしています。
→https://chiga-lab.com/event/20171115/
以上、振り返りレポートでした!