開催レポート:【チガラボWork&Life】湘南の働く・くらすを、コミュニティの視点から考える
(投稿日:2017.10.12)
【きっかけとしての「コミュニティ」】
こんばんは、スタッフの凱一郎です
10月3日(火)、「【チガラボWork&Life】湘南の働く・くらすを、コミュニティの視点から考える」が開催されました。
ゲストにお迎えしたのは、Hidamari株式会社(Hidamari inc.)の林田 直大さんと中原 琢さんのお二人。「陽の当たる場所をつくる」というビジョンのもと2012年に創業し、現在は熊本・東京・鎌倉・湘南・横浜にて計20棟のコミュニティ型シェアハウスを運営されています。
(シェアハウスひだまり:http://sharehouse-hidamari.com/)
事業を始める際にお二人がされたことは、全国のシェアハウスを実際に見て回ることでした。林田さんが東日本、中原さんが西日本をそれぞれ担当し、「ビジネスモデルをしっかりと組み立てている物件」「DIYでお洒落にリノベーションされた物件」「起業・アート・ITなど、特定の分野に住民の興味を絞っている物件」など、色々なタイプのシェアハウスを訪れ、シェアハウスひだまりの運営に繋げていきました。
それから数年経った今では、シェアハウスの数も増え、地域によっては競争も激化しているそうです。「自分たちの強みしっかり持っているところだけが勝ち残って行ける時代に突入している」と中原さんは言います。
そんな中でHidamari株式会社のお二人が大切にされていることは、「おかえり」「おやすみ」といった言葉が飛び交う何気ない日常の中で、様々な価値観・人生観に触れることで自分の人生について考えるきっかけを持ち、それを互いに応援し合える場をつくること。これは、「多様性を受け入れ、活かす人を増やす。」というHidamari株式会社の掲げるミッションにも通じます。それを達成するため、入居者数を顔の覚えられる10名程度にしたり、各ハウスで月に1度は必ず交流イベントを行うなどの工夫をされています。
さて、シェアハウスひだまりが湘南エリアに進出されたのは今年の6月。湘南エリアにはどのような特徴があるのでしょうか?
シェアハウスひだまりの入居者アンケートによると、東京エリアでは「職場の近くだから」とワークスタイルを重視する人が多いのに比べ、湘南エリアに住む人は「自然のある場所で暮らしたいから」とライフスタイルを重視することが多いそうです。実際、湘南は海と山に恵まれた自然豊かでゆったり暮らせる郊外でありながら、都内への通勤もできるほどよい距離感の場所に位置します。
だからこそ、暮らす場所としての「シェアハウス」や働く場所としての「コワーキングスペース」が地域や人と関れる「コミュニティ」として機能することは、自分らしい働きかたや暮らしかたを実現するためのきっかけの一つとして大切になってくるのではないでしょうか。
人々が多様性を持ちながら集まり、お互いがお互いを応援し合えるコミュニティとして、チガラボもシェアハウスひだまりさんといっしょに成長していきたいと思います
以上、振り返りレポートでした!