開催レポート:【チガラボSocial】ピコ太郎さんも盛り上げるSDGsを学ぼう!
(投稿日:2017.9.11)

『【チガラボSocial】ピコ太郎さんも盛り上げるSDGsを学ぼう!』開催レポート


こんにちは!スタッフの市川です。
9月10日(日)、『【チガラボSocial】ピコ太郎さんも盛り上げるSDGsを学ぼう!』を開催しました!

今回、「持続可能な開発目標(SDGs)」についてお話いただくのは、博報堂CSR推進担当部長の川廷昌弘さん。SDGsの日本語正式版作成を働きかけるなど、SDGsの普及のためにご活躍されています。

まず、はじめにSDGsの役割や、2015年に採択された際の国連の様子、歴史的な文脈などをお話しいただきました。
「持続可能な開発目標(SDGs)」とは、17つの目標と169のターゲットが示されています。企業や投資家、NGOや政府、個人などのさまざまなステークホルダーが関わり、一見、個別に見える社会課題の関連を見える化させ、具体的な行動を投げかけたり、より身近なものへと落とし込んだりするための指標になります。

自分普段使っているものや、食べているものは誰が作ってどこからやってきたものなのか?例えば、普段使っている紙が違法伐採だった場合、伐採された森のあった地域の人の暮らしはどうなってしまっているのか?など、世界がグローバルになったことで見えづらくなった社会的課題を見直すことに、SDGsのアイコンや指標を使うことができます。

また、近年ではSDGsの指標を通して企業、投資家、大学、政府など領域を超えた取り組みも行われているそうです。この考え方はチガラボにも共通するところがありますね。
他にも川廷さんが関わっていらっしゃるさまざまな地域での事例を、ご自身で撮影された素敵なお写真と一緒にお話しをしていただきました。

そして、このイベントのタイトルにもあるように、このSDGsのPR動画にピコ太郎さんが出演しています!さて、なぜピコ太郎さんが抜擢されたのでしょう?!そんな秘話も、教えていただきました。


社会課題の棚卸である「WHAT」から、それをどのようにして解決していくかという「HOW」へ、こうした行動への「価値」に投資することがこれからの企業のCSRや投資の考え方であるとともに、これを通して、自分自身の生き方や働き方が問われているということが、21世紀のあり方であるというお話が、とても本質的な問いだなと感じました。

最後に川廷さんより、「すべてを自分が手がけることはできないけれども、いろいろな人に伝え、気付きがあることで『自分ごと化』が起こり行動にうつしてもらいたい。まずは自分の身の回りの仕事や活動から考えてみてほしい」というメッセージをいただきました。
川廷さん、貴重なお話をありがとうございました!

チガラボの活動やプロジェクトも「SDGsの中の、どのアイコンになるのかな?」と落とし込んで考えてみたいと思います。以上、振り返りレポートでした!

<今後のイベント>
◯9月13日(水) 10:00~12:00
 はじめてのチガラボ⑤
https://chiga-lab.com/event/20170913/
◯9月15日(金) 19:00~22:00
【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑩
→ https://chiga-lab.com/event/20170915
◯9月16日(土) 10:00~12:00
休日amに企みごとを数字で考える会②
→ https://chiga-lab.com/event/20170916