開催レポート:地域のコトづくり④自分の思いを問う場を考えよう!【場づくり実践報告会&2025年の湘南を考える】
(投稿日:2017.9.3)

「地域のコトづくり④自分の思いを問う場を考えよう!【場づくり実践報告会&2025年の湘南を考える】」開催レポート

こんにちは、スタッフの市川です。
9月2日(土)『広石拓司さんに学ぶ、地域のコトづくりシリーズ④』が開催されました。

全4回シリーズの本企画は、講師の広石拓司さん(株式会社エンパブリック代表取締役(http://empublic.jp/))といっしょに、自分の思いを問う場をイベントという形で実際に企画・実践・振り返りまで行う内容となっています。第1回で「地域での事例」、第2回は「新しいコトを始める時に大切なこと」を学び、第3回目では「イベントを企画してみる」、そして最後となる今回の第4回目は、このシリーズのなかでイベントやワークショップを主催した方はもちろん、ご自身で何かのイベントを開催した方も一緒にイベントをふり返る機会となります。

まずは活動の報告も含めて、自己紹介から。シリーズ第4回目なので、みなさんほとんどが顔馴染みになっていました。そのあとに広石先生から「すぎなみ大人塾アソビノベーション」の事例やホイジンガの遊びの概念から、”遊ぶ”ことがいかに大切か、またそんな”遊ぶ”という感覚を忘れてはいないか?というと問いがたてられました。また、なにかをはじめるために必要なこともお話いただきました。(1.主体的に一緒に楽しむ。2.とりあえず、気軽に一歩を踏み出す。3.ガチガチに考えすぎない、その場の流れで。4.ふと助けてくれる仲間、勝手に面白がってくれる仲間と一緒にやろう)

そしていよいよご自身の活動報告を、ポジティブ・アプローチという自分が頑張ったことや、よかったことをベースに振り返りを行います。ペアで一人20分ずつ共有する時間をとりましたが、自身の実践の経験からみなさん話が尽きない様子でした!

そして、後半には「2025年の湘南を考える」と題して、これからを生きるためのお話をいただきました。2025年まであと8年です。みなさんは8年後、いったい自分がどんなふうになっているか想像がつきますか?2025年の特徴として、21世紀への移行が完全に終わる時期だそうです。

人生のマルチステージ化が進み、先ほど出た遊びや学びから常に問いを立てながら生きることが求められるようになる。そしてイノベーションは、新しいことではなく、新しい常識を意味する。つまり、新しいことが生まれ、それが普及することで次に起こることの前提となっていくということを意識するが必要になるそうです。

そして広石先生から未来を拓くきっかけ・ヒントとして、「正解がない中で、問われているのは自分自身。イベントやワークショップは、自分自身が考える未来を問いかける場」というお話をいただきました。

最後に、自身でイベントを主催してみての振り返りの声として、「まずは自分が楽しむことを大切にしたい」「一緒にやる仲間の大切さ」「自分が主催をする経験をすると、アイディアがたくさん生まれる」「どんな人が参加してくれるのかわからない中で、何が提供できるかわからなかったが、やってみることで反応が返ってきたり、発見があったので、まずはやってみることが大切だと知った」などの感想がありました。

これらの感想を受けて、広石先生よりこんな言葉をいただきました。「自分がやることのへの自信を持つ。不安なら、自分が楽しくできて、身の丈に合うなと納得できる金額の設定や内容に調整をする。こうして自分のできることを積み重ねていって、結果的に大きなことができる人が増えたらいいなと思っています。」

5月から4回にわたって開催してきましたこのシリーズの中で、広石先生にはたくさんのアドバイスや知見を享受していただきました。本当にありがとうございました!

<今後のイベント>
◯9月10日(日) 13:00~16:00
【湘南100PRJ】茅ヶ崎レジェンド探索隊になって、自分の100年ライフを考えてみよう②
→https://www.facebook.com/events/1445894762171397/
◯9月10日(日) 19:00~22:00
【チガラボSocial】ピコ太郎さんも盛り上げるSDGsを学ぼう!
→https://www.facebook.com/events/612858505769706/
◯9月13日(水) 10:00~12:00
 はじめてのチガラボ⑤
→https://www.facebook.com/events/161517161074995/