開催レポート:チガラボチャレンジ⑨
(投稿日:2017.8.15)

【チガラボチャレンジ⑨開催レポート】
こんばんは、スタッフの凱一郎です
8月10日(木)、『【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑨』が開催されました。

この企画は、チャレンジャーがやりたいことを宣言し、参加者の方といっしょにアイデアを考え次の行動につなげる、チガラボの目玉企画の一つです。

1人目のチャレンジャーは、茅ヶ崎生まれ茅ヶ崎育ちの石田秀樹さん。「Aging in Place=住み慣れた地域でその人らしく最期まで」という考え方を知ったことをきっかけに、『人生を豊かにまっとうできる地域をつくりたい(Aging in Chigasaki, Hamanogo)』というテーマで発表していただきました。

残していきたい茅ヶ崎の魅力や本当に必要なのか分からない開発に対しての想いを述べられたあと、石田さんから「みなさんはどんな茅ヶ崎になってほしいですか?」という問いかけがあり、参加者からは「ゆったりのんびりした”茅ヶ崎らしさ”が失われつつある。」「住宅開発などに地域らしさがない。」「保守的な面がある。外部に発信するカルチャーが必要。」「茅ヶ崎のよさを守ってほしいが、入りやすさもほしい。」「海に特化した観光事業を作るべき。」「そもそも市のことについて考える機会が少ない。問いを投げかけて一緒に考えることができる人が増えてほしい。」といった声が上がりました。それを受けて石田さんは、「具体的に必要な行動を明確にして、市議会や自治会とも関わりながら、市民との対話を通じて磨いていく。」と、次の行動を考えられました。

2組目のチャレンジャーは、丸山武志さんと山本翔大さんのお二人。企業研修の中で「宮城県石巻市雄勝町」を訪れ、過疎化していく地域の現状を目の当たりにした経験から、『若者が地域で活躍できる仕組みをつくる』というテーマで発表していただきました。


人口・産業資源が乏しい中で地域の未来をどう作っていくかについて、参加者からは「身近に感じるために、こちらから行くツアーを組んだり地域側の人に来てもらったりして、まずは知り合いになることが大切。」「場所に行くのではなく、人に会いに行くことも多い。面白い人が集まれる場が必要。」「漁業などの産業を、楽しい体験の機会として提供してみては?」「定住するにはよほどの理由が必要だけど、多拠点居住などのスタイルもあってよいはず。たびたび通うことで関係性ができる。」といった意見・感想が上がり、それを受けてお二人は「企業・地域と若者を結びつける事業についてブラッシュアップをする」と、次の行動を考えられました。

どちらも「地域」についての発表だったため、魅力ある地域に必要なことについて考える良い機会となりました。それは1つだけではなくて、「人」や「仕事」や「地形」や「行事」がその地域らしく混ざり合うことなのかもしれません。チガラボも多くのヒトやコトが混ざり合う場として、これからも運営していきたいと思います

次回のチガラボチャレンジは9月15日(金)です。ご興味ある方は、是非ご参加ください。→https://www.facebook.com/event/20170915/

以上、振り返りレポートでした!