開催レポート:【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会 vol. 69
(投稿日:2022.10.23)

こんにちは!チガラボスタッフのすみれです。

10月12日(水)【チガラボチャレンジ】「やりたいこと宣言&いっしょに考える会 vol. 69」を(リアルとオンラインのハイブリッドで)開催いたしました!

チガラボチャレンジは毎月1〜2名の方にやりたいことを発表いただき、アイデアや情報、どうしたら実現できるか、自分ならどんな協力ができそうか、といった前に進めるためのディスカッションを行っています。    

【今回のチャレンジャー】

■河原久美さん「“カベウチ”サービスを育てたい〜アイデアの壁打ちどーんとこい!」

■きゃのさん「ADHDコーチングを一般の方に役立てる方法を見つけたい」

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■河原久美さん「“カベウチ”サービスを育てたい〜アイデアの壁打ちどーんとこい!」

【発表のきっかけ】

「カベウチ」という自身のサービスを、チガラボという場で壁打ちしたいと思ったから。

【やりたいこと】

アイデアのカベウチ相手になります!
これから実現したいアイデアを育てる対話型のサービスをやりたい。

コンサルやコーチングとは異なり、マーケティングの視点を取り入れたサービス。
言語化をして、話しながらクライアントの頭の中を整理するきっかけになるようなサービス。

事業アイデアの実現がメインで、ブランディングの根っこ部分から携わりたい。

 

 

【なぜやりたいのか】

大人になって、キャリアスクールで勉強していた時に、周りの人々に言語化が得意と言われ、なぜこれが強みと言われるのかについて考えていた。
言語化が強みである1つ目の理由は、ドイツに住んでいた時、相手が何を言いたいのか汲みとり、自分が知っている言葉でわかりやすく伝えることを毎日していたからだと思う。2つ目の理由は印刷会社で営業をしていたから。

これらのことから、クライアントと対話し、頭の中のアイデアを言語化をすることで、根っこの部分から携われるのではないかと考えた。
すでにある程度完成された状態でお客様と関わるのではなく、最初から関われるのではないかと考えた。

地域でサービスを広めたい理由は、親が自営業で、地域と関わる仕事が多い環境で育ったことが関係している。
フリーランスとして働く今の働き方は、地域と関わっていると感じる。そのため、自分が住んでいる地域を、自分の周りの人々を幸せにしたいと思ったから。

【誰がどうなったらよいのか?】

「事業アイデアを整理するために誰かと話したい」
「アイデアを実現する段取りを整理して一歩踏み出したい」
「サービスコンセプトの言語化をブラッシュアップしたい」
「安定してきた目の前の事業を次のステージへアップデートさせたい」

と感じるクライアントが、マーケティングの視点を取り入れた対話と質問という”カベウチ”サービスを利用することで、アイデアの発展に繋がる。

【どのように実現するのか?】

・プロモーション企画を実施
・サービスの価格を設定
・キャンペーンサイトの作成
・モニターを募集し、その参加者からの声から、見えてきた課題を整理した

【参加者の皆さんと一緒に考えたいこと】

①カベウチを地域で広げていく方法

→ チガラボを使い倒してみてはどうか。フェスの参加や、常設のお店を作ってみるなど
  ラジオをやってみる。ゲストを呼んで、話を引き出せることをアピールする。
  地方の広報誌で宣伝。
  メタバースで広げてみる。
  地域ならではの特典があると、地域の人々の集客になるのでは。

②性別問わず広げていく方法
→ 男女にこだわらず、個人個人で考えてみるのはどうか
  まずはチガラボにいる男性メンバーをサービスのクライアントとして実施してみる
 

③どんなユーザー層と相性がいいのだろう?

→ 河原さんがどんな人間なのか、どの分野が得意なのかがわかるといい

④サービスの価格設定について相談したい

→ 初回無料や、クーポンなど値段を下げることで、参加のハードルを下げる。

 

【参加者の皆さまからの質問・情報・アイデア】
・オンラインでやるのなら全国でも良いのでは?
→特定の地域ではなく、自分が住んでいる地域でやりたい。引っ越したら、引っ越し先でサービスを行いたい。

・サービスの具体的な成果物がないと、クライアントの引きつけが難しい

・どんな意図で値段設定したのか?
→一般的なコーチングの値段が1万円、弁護士の相談は5000円。
 コーチングよりは低めの値段設定にし、フォームに事前の情報を記入し基礎知識を入れた上でやるため8000円にした。後に名刺案件にも繋げたいと思っている。

【Next Action】

最後に河原さんのNext Actionを発表してきただきました!

まさに灯台下暗し!チガラボで繋げて、輪を広げたらいいのではと思いました。
メタバースなど自分が考えてなかったことも見えました。
・ハードルを下げて、参加しやすくなる
・どういうメリットがあるか
について発信しようと思います。そしてサービスを受ける際のイメージができるよう工夫したいです。

「今度のチガラボのフェスに参加してみる!!サービスサイトを完成させます!」

 

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■きゃのさん「ADHAコーチングを一般の方に役立てる方法を見つけたい 」

【発表のきっかけ】

ADHDコーチングのメソッドは一般の方にも生かせると思い、このテーマでもっとチガラボの皆様と関わりたいから。

【やりたいこと】

ADHDコーチングを一般の方に役立てる方法を見つけたい!

考えているアイデア
案1:ADHDライフハックの紹介をチガラボでイベント化したい
案2:先延ばし、ミス、完璧主義などに特化したコーチングを提供する

※ADHDコーチングとは
・対話を通じてADHDのクライアントが、自分らしく生きられるよう、思考整理を促す問いかけや、ADHDに関する情報提供や提案を実施
・コーチング後は話したことに挑戦。新しく見つかったものや、相談したいことがあれば再びセッションを行う。
・特定の困りごとに特化した支援を行うこともある。

例:お金の支援=ファイナンシャルプランニング
  タスク管理の支援=マネジメントスキル
  業務効率化の支援=PCスキル

【なぜやりたいのか】
・集中できる環境作りや、衝動買いを止める方法などADHDの処世術は一般の方にも応用できると感じたから。

・潜在的なADHD脳の方の生きやすさに貢献したいと思ったから。
 
・自分の脳の特性に早く気づくことができれば、残りの人生での生きづらさを格段に軽減できる。場合によっては適切なサポートを受けられる。そしてADHD無自覚の層へと門戸を広げたい!

・皆様にADHDの正しい実態を知ってほしいから。

【誰がどうなったらよいのか?】

一般の方がADHDの正しい実態を知ることができる。
ADHD無自覚の人々が、自分の脳の特性に気づき、生きづらさを軽減できるようになる。

【どのように実現するのか?】
 
案1:ADHDライフハックの紹介をチガラボでイベント化したい
→ADHDに対する心理的対抗や一般向けであることを考慮し、イベントタイトルにはADHDという名前を使わない
 参加者が三人くらいで、オフラインを考えている。いずれ、オンラインで一対一にしてみたい。

案2:先延ばし、ミス、完璧主義などに特化したコーチングを提供する
→対面でもオンラインでも良い

【参加者の皆さんと一緒に考えたいこと】
①どうやったらイベントに人が来てくれそうか(チガラボ内&チガラボ外)

→ タイトルをキャッチーにしてみる
  自分がやってみて便利だったツールを教える勉強会や、そのツールを紹介するイベントを実施するのはどうか

②案1、2以外にもっといいアイデアがあれば考えてほしい

→ ADHDや生きづらさを感じる事者本人だけではなく、その家族にも対象を広げてみる
   

③案1、2をやる上で懸念になるものとして何がありそうか

→ 特に懸念点はない
  

【参加者の皆さまからの質問・情報・アイデア】
・マンダラ思考の勉強会とコラボしてみるのはどうか
・チガラボはユニークな人が多いから、ADHDに関係なく受け入れてくれると思う
・まずはチガラボの人と交流を深めていく

 

【Next Action】

最後にさんのNext Actionを発表してきただきました!

否定的な意見が来るかと思っていましたが、むしろイベントに対するアイデアなどの意見がたくさんきて嬉しかったです。
チガラボはコミュニケーションをとる上で、自分にとってハードルが低いため、まずはチガラボで積極的に顔を覚えてもらうことを試みたいです。

「チガラボのイベントであるマンダラ思考とコラボします!自分ができることからイベントとして実践してみます!」

 

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【スタッフコメント】

今回のチガラボチャレンジのテーマは、お二人とも「対話」が共通していると感じました!そんな「対話」を大事にするお二人それぞれからは、優しさが滲み出ており、不思議と参加者も含め、優しく穏やかな雰囲気の回になったように思います。 

河原さんの”カベウチ”サービスは、コンサルやコーチングでもないことから、新しいサービスだなと思いました。そして、周りの人々を幸せにしたいという思いに感銘を受けました。

きゃのさんの発表では、ADHDについてより深く理解することができました。ADHDで得た処世術を多くの人に伝えたい、生きやすさに貢献したいという熱い思いが、発表から伝わってきました。

この発表でお二人が次のステージに進まれること、とても楽しみにしております!

 

発表者の河原久美さん、きゃのさん、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

 

次回のチガラボチャレンジは11月 9日(水)19時からスタートです。

★11月のチャレンジャー
・募集中!
・募集中!
※12月のチャレンジャーは2組決定しています!

【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会vol.70

ご自身のTAKURAMIを皆さんと一緒にブラッシュアップしたいという方、お待ちしております!