開催レポート:【夜のとまり木】絵本を読んで、人生について考えてみる会
(投稿日:2021.6.30)
こんにちは。チガラボスタッフの齋藤 佳太郎こと、けいちゃんです。
6/29(火)19:00-21:00に『【夜のとまり木】絵本を読んで、人生について考えてみる会』が開催されました。
今回は、チガラボメンバー兼スタッフで「話せるシェア本屋とまり木」店主の大西 裕太さんの初開催イベントです。
チガラボではやってみたいこと・密かに温めてきたことを「TAKURAMI」と呼んでおり、それがイベントなどの形でスタートできた時には、このように開催レポートを書くことで応援をさせていただいております!
絵本の介して、生き方や人生を語るというイベントは、参加者の皆さんにとってどんな体験になったのでしょうか?イベントの様子をレポートします。
*「話せるシェア本屋とまり木」
湘南・茅ヶ崎にある「本を通じて、安らぎを感じられる居場所」、話せるシェア本屋とまり木。
人生でふと立ち止まったときに、読書や対話を通してひと休みができ、また旅立っていける場。長旅で疲れた渡り鳥が羽を休め、また飛び立てる「とまり木」のように。。
<オープニング、自己紹介>
・「話せるシェア本屋とまり木」と大西さん自己紹介
・参加者のみなさんの自己紹介
<絵本の読書:『僕を探しに』>
実は、僕(大西)が初めてチガラボを訪れた時に、手にとった本なんです。
<感想シェア、対話>
「グランドルール」
・何を言ってもいい。
・人の言うことに対して否定的な態度をとらない。
・発言せず、ただ聞いているだけでもいい。
・お互いに問いかけるようにする。
・本やWEBの情報・知識ではなく、自分の経験に則して話す。
・話がまとまらなくてもいい。
・意見が変わってもいい。
・分からなくなってもいい。
※沈黙も大事な時間です。
「参加者さんのご感想」
・若い頃と読んだ印象が違った
・読んだことがあるのに初めて読んだような読後感でした
・不思議な感覚…
・本の終わり方が意味深でした
・完璧でなくてもいいというメッセージを受け取り、救われた感が感じられた
・自分の人とは違ったところ、凹凸も自分の個性と思えた
・余白がたくさんある本だなぁ
・読後感に悲しさがあった→この本の終わりが人生の終わりのよう
・旅をして試行錯誤する姿が印象に残った
・元気がもらえた
・自分のかけらを見つけたのだと思った
*みなさんそれぞれ、ご感想を話すうちにご自身の今や過去のこと・プライベートなお話も交わりながら対話が行われていました。
*本の感想で「心地よいところを見つける旅」という印象を受けたという話から、自然と湘南や茅ヶ崎の心地よさ・人のよさ・環境のよさの話題に広がる時間もありました。
*柔らかなオレンジの照明と、おおらかな大西さんのトークが、「場」をふわりとゆるめていたように感じました。
<まとめ、クロージング>
・大西さん曰く、『答えが見つからなくてもいい。考えることに意味がある』と思っています。
・参加者のみなさんのイベント全体の感想・感じたことのシェア
<次回開催のお知らせ>
7/18(日)14:00~16:00
絵本のタイトル:「生きているのはなぜだろう」
【スタッフコメント】
「人生・生き方を語る」というと、少し身構えてしまう人も多いと思うのですが、「今夜の絵本をみんなで読む」という共通の時間を持つことで、その絵本の感想のシェアと共に、参加者のみなさんそれぞれの「人生・生き方」が垣間見える対話が、自然と起きていました。
また、今回の絵本「僕を探しに」は、シンプルな絵と展開が、読む人がつい自分自身を投影してしまうような、ユニークかつ深い本なんだなぁと感じました。
大西さんの今後のイベントや、「話せるシェア本屋とまり木」の開催スケジュールは、Facebookページにてチェックしてみてください^^