開催レポート:【チガラボ式】オンライン時代の場づくりを考える会②
(投稿日:2021.4.19)
こんにちは、チガラボスタッフのジミーこと大西です。
4/16(金)「【チガラボ式】オンライン時代の場づくりを考える会②」が開催されました。
今回は、サス研(サステナブルライフ研究会@湘南)をケーススタディとして、現在の取り組みとお悩みをお話しいただき、参加者の皆さんと場づくりについていっしょにディスカッションを行いました。
サス研(サステナブルライフ研究会@湘南)とは:
チガラボスタッフ兼TAKURAMIメンバーの齋藤 佳太郎さんがスタートした「みんなでみんなに大丈夫力をつけ、湘南エリアをもっとサスティナブルなまちにする」をコンセプトとしたコミュニティ。
自分が大丈夫な状態になると外に広げていきたくなる、そのような人を地域に増やしていき、結果として湘南エリアがサステナブルな(=サスい)まちになることを目指しているそうです。
<現在の活動>
リアル:
メンバー間の横のつながりをつくることを目的とし、サス研ミーティングと称したご飯会を毎月行なっているそうです。
その場でメンバー同士がつながることはもちろん、リアルに顔を合わせることで初めてサス研に参加した方にサス研の雰囲気を感じ取ってもらう場になっていると感じているとおっしゃっていました。
オンライン:
メンバー同士のFacebookグループ、メッセンジャーグループで情報の共有や連絡を取り合っているそうです。
日々のサスいと感じた活動(生ゴミを使ったコンポストを作ったなど)をメンバー間で共有したり、共同購入すると安くなる本の購入を呼びかけるといったことが起こり始めています。
<今後について>
これまでの活動を通して、「サス研に関わることで、わたしはどうなれるの?」という問いに答えるときがきていると感じているそうです。
コンポスト、藍染、本の共同購入、催事など、様々なことが生まれ始めていることから、発起人の齋藤 佳太郎さんが中心にならずに活動が広がっていくためにはどうしたら良いかを考えています。
あえてリーダーという言い方をせずに発起人と名乗っているのも、そもそもサス研はやりたい人がやりたいことをやって良いと伝えたいという意図があるとのこと。
基本は、出ていく経費分がみんなで賄えていければ良いという考えで運営されていますが、今後は、サス研という団体の中でお金の出入りがクリアになる状態(透明なおサイフ)を目指しているそうです。
<参加者からのアイデア・感想>
・サステナブルと聞くとハードルは高いが、地域でできることからというお話で安心感を持った
・サス研を表現したショールームのような場所があると活動がわかりやすい
・内輪感ができてしまうと新しい人が参加しづらいので、気をつけた方が良さそう
・サス研が広がっている象徴として、コンポストがまちに見えるカタチで広がると良さそう
<イベントを終えて>
場づくりについてサス研という事例をもとに考えることで、これから場を持とうとしている皆さんの参考にもなるのはもちろんですが、事例として提供してくれた活動のファンになる方も増える、そんな場になっていたと感じました。
うまくいっていることだけでなく、困っていることや悩んでいることを話してみることで、新たなつながりが生まれ、発展していくと感じた時間でした。
発表いただいたサス研発起人の齋藤佳太郎さん、それからご参加の皆さま、ありがとうございました。
次回の場づくりについて考える会は5/19(水)19:00-21:30で開催します。
どうぞお楽しみに!