開催レポート:チガラボ 4 Years Anniversary Party
(投稿日:2021.1.15)

こんにちは。チガラボスタッフの和田 康太郎です。

1/10(日)「\オンライン開催/チガラボ 4 Years Anniversary Party」が開催されました。

これまでの周年記念イベントと異なり、今年は完全オンラインでの開催となりましたが大変多くの方にご参加いただきました。

中には普段チガラボにいらっしゃらない方も参加されており、オンラインならではの良さを感じることができました。

 

【オープニング】

まず、代表の清水から

・湘南エリアの地理的特徴

・コロナウイルスの影響による都市から地方へのヒトの流れ

・「ラボ型のサードプレイス」としてのチガラボの価値

・社会環境における「ヒトのつながり」という資本の大切さ

・チガラボが目指すカタチ

についてお話させていただきました。

地方に注目が集まっている今だからこそチガラボがどうあり続けるべきか、

皆様にお伝えすることができたと思います。

 

【新プロジェクト発表!】

昨年の3周年記念イベントの際には新ロゴを発表し、チガラボの新しい顔をお披露目させていただきましたが、今年は新プロジェクトの発表です。

「TAKURAMIプラットフォームプロジェクト」

市の地域ブランド創出事業である「Choice Chigasaki」で70件の応募があったように、意欲的な事業者や個人は茅ヶ崎市にとても多くいます。ただ、個人や任意の集まりの商品の場合、事業未満のものがほとんどで、サポートする仕組みや機会が十分ではありません。

そこでチガラボが主体となって、情報発信から制作・製造、その後のフォローアップまでをサポートし、起業/事業未満のTAKURAMIを育てて地域の人材ポテンシャルを活かせるプラットフォームを作っていきたいと考えています。

まだまだこれから整備していくことがたくさんありますので、今後のお知らせを楽しみにお待ちください。

検討する場もオープンに進めていきたいと思っていますのでぜひご参加ください。

詳しくは、こちらの動画をご覧ください。

 

【自己紹介】

そしてチガラボ恒例の自己紹介タイム。

来場者のみなさんそれぞれが多様な活動をされており、この自己紹介がこの後行われるブレークアウトセッションに分かれたグループトークで、初対面の人が新たにつながりあうきっかけとなり、素敵な盛り上がりをみせていました。

 

【グループトーク】

 

自己紹介が終わった後はそのままの流れで、1グループ7名ほどに分かれてグループトークを行いました。

その時の模様をそれぞれのグループのスタッフからお届けします。

 

-清水-

・障がいのある方にとってのサポートや活躍機会づくりの話題で盛り上がりました。クラウド型のCADや3Dプリンタによるものづくりによる支援や障がいのある方によるものづくりへのチャレンジ、障がいのある方の旅行サポート、畑でのまざりあう場づくり、などさまざまな取り組みが共有され、今後も継続して話していきたい、おたがいの活動を見に行きたいなどの声があがりました。

・コロナで海外との交流が難しくなっているなか、ボーダレスというキーワードで新たなつながりについて話しました。オンラインでの海外との交流の形や、異なる年代や職業、性別や障がいなど、普段なかなか接点がない人は意外と身近にいるということなどが話されました。

 

-高橋-

・お互いの今年のテーマを再度シェアする中で、共通のテーマやコラボできそうなことが見えてくるような時間でした。どのテーマも、まったく興味がないというようなことはなく、横につながり合うことがお互いのプロジェクトを進めていけるような可能性を感じました。

・多世代で「音楽」をテーマに盛り上がりました。主義主張を語るのもよいですが、誰かが「好きなもの」を聞く時間は楽しいと感じました。心があったかくなる感じです。

「音楽とカレーは嫌いな人はいない」という名言にみんな大いに頷き(笑)リアルではやくこのような場をつくりたいと皆で語り合いました。

 

-徳光-

・自己紹介の中であがったTAKURAMIの、きものを着るということについてより深く聞く時間となりました。着たいと思っている人が実は多いけど、自分で買うとなると値段が高い、ハードルが高い。アンティークの着物やさんがあって、より日常的に着られるように広めていきたいという想いに共感しました。

オンラインとなると、お茶のおてまえなどはなかなか伝えづらいということで、座学的なものに取り組みたいとのこと。オンラインも前提にして企んでいくというのがこれまでとは全く違うなと感じました。

・オンラインイベントならではですが、今回長野県上田市からご参加の方がいて、グループに長野にゆかりのある人が多かったので、上田の温泉旅館がワークスペースになる話などで盛り上がりました。

話は変わり、障がいを持っている方の多くは事故や病気であり、高齢になって補聴器を使うかもしれないことなども、それはいつ自分がなってもおかしくないごく普通のこと。そういうお話から、チガラボには経歴や年齢、障がいやLGBTといったカテゴリがなく、本当にいろんな方が集まる交じり合った安心できる場所だというお声をいただきました。

 

-和田-

・「facebookでは友達だったが実際にお話することが初めてな人が多く、

また、チガラボに集まる人は個性がとても強い人ばかりで

こんなに何か自分でやっている人が多くいるのは刺激になる」ー女性・事務職

・タイ古式マッサージで開業予定の方がお部屋案内をしてくださり、

開業のタイミングをうかがっているお話をされていましたが、

「コロナ禍でも、個室で清掃がきちんとされている場所であればむしろ大手と比べてより衛生面に配慮されている」とおっしゃった方がいらっしゃり、開業に向けての前向きなお話ができました

・「おじさんは『若い人は…』と言い、若い人は『おじさんは…』と言ってお互いを離してしまっているのがもったいない。昭和ブームの今だからこそ、当時のエンタメの力を借りてその溝を埋める役割を担いたい。チガラボでまたイベントやりたいですね」ー男性・雑誌編集長

「新たに何か始めたい!」「何から始めればいいだろう…」という人をオープンに受け入れ、様々な人を巻き込んでTAKURAMIを大きくしていこう、という雰囲気が参加者の皆様からひしひしと伝わってきて、

「チガラボはとても良い場だなあ」とスタッフながら感じました。

5年目も早速スタートしております!引き続きチガラボをよろしくお願いいたします!