開催レポート:【チガラボチャレンジ㊲】やりたいこと宣言&いっしょに考える会
(投稿日:2019.12.16)

こんにちは、社会人インターンの京香です。

チガラボチャレンジでは、毎月2名のチャレンジャーがやりたい事を発表し、参加者のみなさんと一緒に、前に進むためのディスカッションを行います。

<今回のチャレンジャー>

  • 辰川紀子さん「大好きな茅ヶ崎で、これからここで大きくなっていく子どもたちを、そっと見守る近所のおばちゃんになりたい!」
  • 戸田雄輔さん「学童クラブ“ちがさKID’S”!多世代が融合できる学童クラブをつくりたい!」

 

 

▶︎「大好きな茅ヶ崎で、これからここで大きくなっていく子どもたちを、そっと見守る近所のおばちゃんになりたい!」

チャレンジャー:辰川紀子さん

香川学区の学童にお勤めの辰川さん。新しくきれいな建物でありながら、なかなか子どもたちが増えないのがお悩みです。中の様子が外から見えず、入りづらい空気感があるのを払拭しようとイベントを打ち出しましたが、身内の参加に留まり新たな入会には繋がりませんでした。まずは顔を覚えてもらおうと努力していますが、自分一人では限界があります。温かみのある建物に場所を変えれば好転するのか…などモヤモヤしているところに、同地区にお住まいの参加者からアドバイス。通学路にあり立地はとても恵まれている!ただ何をやっているところなのか私も知らなかった。温かみのある雰囲気は、そこにいる人たちで作られていくものではないですかね…と。

 

【参加者からのご意見・アイデア】

・駄菓子屋をしてみてはどうか。自身の経験から、店番のおじいちゃん、おばあちゃんとおしゃべりするために行っていた。わざわざPRしなくても集まる。

・在籍する子どもたちと外に出て、地域の方に顔を覚えてもらうと認知度も上がる。

・子どもたちを巻き込んで地域課題を解決していく。例えば、外に出る回数の減ってしまった地域の方のペットの散歩を子どもたちがやるとか。

・昼間の空いた時間を、地域活動に開放し開かれた場所にしていく。

・施設の一角に畳とかホッとする場所を作る。

 

【Next Action】

子どもたちに寄り添いたい気持ちが一番。立地の良い場所を生かして、引き続きやっていこう!ここで踏ん張ろう!という想いが湧き上がってきました。ご意見ありがとうございました。

 

 

▶︎「学童クラブ“ちがさKID’S”!多世代が融合できる学童クラブをつくりたい!」

チャレンジャー:戸田雄輔さん

2020年の春から茅ケ崎の北口にオープンする民間の学童クラブ“ちがさKID’S”!思いやりがあり、自ら行動できるよう、いろんな世代との関わりを通して子どもたちの成長の場を作ってい行くのが理念です。未来を生きる力、仲間と一緒に歩む力、ワクワクを創り出す力を土台に、「やった!できた!」の力を育んでいきたいと熱く語る戸田さん。ボールを投げて受け取った方の発言を促す手法で丁寧に理解を深めていきます。具体的なプログラムでは、集中力アップのゲームや協力型レクリエーションを取り入れ、地域密着型の職業体験「ぷちおおいそ」(*参考)ならぬ「ぷちちがさき」を予定しています。

学童クラブ“ちがさKID’S” https://www.chigasakids.com/

参考:「ぷちおおいそ」 https://www.facebook.com/oisoPetit/

 

意見やアイデアをほしい点

> 「やった!できた!」がたくさん生まれるプログラムのアイデア

> 多世代交流の場を目指していく中、学生・シニアにアプローチする方法、もしくは紹介

 

【参加者からのご意見】

・アート鑑賞。私やります!

・手仕事や日本の食文化を伝えたい。子どもと一緒に子ども食堂もいい。たまには子どもが作ったものを引き取りにきた親御さんに食べてもらうとか。

・散歩でつんだつくしを食べたり、お庭のジャガイモでポテトチップス、そのあげた油で石鹸を作った記憶がある。

・障害者が折り紙とか教える。ご本人たちもそういう場を求めている。場があればやります!

・人材として茅ケ崎では「まなびの市民講師」が登録されている。

・遊びを仕事にしたい学生はいるので、地元大学にコンタクトしてみてはどうか。

・チガラボともコラボしていきましょう。

 

【Next Action】

本日手を挙げていただいた方は、学童のプロジェクトご一緒いただく人たちとして、年間スケジュールに組み込んでいきますのでよろしくお願いします。1~3月は学童を一緒に作るプロジェクトとして進めていきます。単発のイベントではなく、地域の人を巻き込みながら継続的に繋がっていきたいと考えていますので引き続きよろしくお願いします。

 

ディスカッションの様子

 

【振り返って】

お二人とも学童クラブを通して子どもたちと地域をつなげていきたい、まさに”地域で子どもを育てる”を体現するかのような熱い思いを発していました。チガラボチャレンジ後、「夜遅くにお迎えに来る親御さんにもホッとしてほしい」…そんなあったかい交流会に。理念に共感し、地域の子どもたちに関わりたい方は今後のプロジェクトにもご注目ください!!!

辰川さん、戸田さんそして参加者のみなさん、ご参加いただきありがとうございました。