開催レポート：【コワーキングツアーin茅ヶ崎】コワーキングの伝道師、伊藤富雄さんとの街歩き＆トーク
（投稿日：2017.4.23）

そして昨日伊藤さんが訪れられた茅ヶ崎&チガラボでは、「街歩き」と「トークイベント」の2本立てでお送りしました。

◉昼の部：ご当地シャルソン街歩き

シャルソンとはソーシャルマラソンの略で、まちを再発見し、人と人とがつながるイベントのこと。普通のマラソンが「タイム」を競い合うのに対し、シャルソンは「体験」を競い合います。

お昼にチガラボに集合した参加者は、伊藤さんからシャルソンの説明を聞き、チガラボ代表清水が茅ヶ崎のまちの特徴を説明した後、街歩きスタート。歩きに限らず自転車・バス・電車などを使って市内を周り、その様子を写真に撮ってFacebookでどんどん共有していきます。

街歩きへ向かう御一行

4時間ほど街歩きをした後チガラボに戻られたご一行は、写真を見ながらの振り返りトーク。

まちの風景・お洒落なお店・神社仏閣・海などから、茅ヶ崎のまちの特徴を共有しました。（僕がその場で唯一の茅ヶ崎出身者でしたが、恥ずかしながら知らないところばかりで、色んな発見がありました。）

◉夜の部：トーキング・コワーキング〜これからのCoworking & Coliving Night 〜

そして迎えた夜の部では、伊藤さんに「これからの働きかた」についてお話ししていただきました。

その中で伊藤さんが何度もおっしゃっていたキーワードは「移働の時代（○働 ×動）」。

つまり、IT技術の発展によりパソコン１台さえあればどこでも働くことのできる「デジタルノマド」が増えた世界で、これからの働きかたは「会社員かフリーランスか」ではなく「オフィスワーカーかリモートワーカーか」という分かれ方をしていき、リモートワーカーは世界中を動きながら働く時代になっていくとのことでした。

その拠点としてコワーキングスペースが重要な役割を担っていくには、ただの仕事場に留まらず、職種の違う人同士が関わりあうコミュニティづくりや、地域との関わり、地域性の活かし方が大切だと伊藤さんは言います。

動きながら働くリモートワーカーがその場所で快適に暮らすために、様々な工夫が求めらるのです。

Coworkation、Colivingとは？

その発展型として伊藤さんが上げていたのが、海外で既に始まっている「Coworkation（コワーケーション）」という取り組み。ともに働く「コワーキング」と休暇を意味する「バケーション」を合わせた造語で、一つの地域で働くことと遊ぶことをセットにした暮らしかたが広まりつつあるそうです。

さらに話は、ともに働きながらともに暮らすことを意味する「Coliving（コリビング）」という概念にまで広がり、ひと昔前には想像がつかなかった生きかたが今はたくさんあるんだなぁと、驚きの連続でした。

オープンから3ヶ月が経ったチガラボも、湘南に暮らすor訪れるリモートワーカーの拠点を担いつつ、その人たちが繋がり新しいことが生まれる魅力的なコミュニティとなっていきたいと改めて感じました。

以上、イベントの振り返りレポートでした！
伊藤さんのコワーキングスペースはこの後も続きますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。

＜伊藤さんのブログ＞
https://medium.com/@kanzan10to9
＜コワーキングツアーVol.12〜神奈川WESTROAD編〜＞
https://www.facebook.com/events/785986294883301/
＜ロサンゼルスのColiving＞
http://podshare.co/

ー今後のイベント情報ー
○4月26日（水）19:00~21:30
【シリコンバレーのいま②】話題のデザイン思考をみんなで体験してみよう！
→https://www.facebook.com/events/313774355692599/

○4月30日（土）13:00~17:00
【感じる食卓】茅ヶ崎×熊本が五感でつながる　～2地域同時開催！
→https://www.facebook.com/events/758317840985228/