2019.08.07【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会㉝
(投稿日:2019.8.25)
こんにちは、社会人インターンの京香です。
チガラボチャレンジでは、毎月2名のチャレンジャーがやりたい事を発表し、参加者のみなさんと一緒に、前に進むためのディスカッションを行います。
▶︎1人目のチャレンジャーはスポーツバイクのサイクリングコースを設計してサービス提供している対馬伸也さん。高額なスポーツバイクは盗難の危険とも隣り合わせ。タイムリーに安心して駐輪可能な場所の情報がゲットできれば、サイクリング➕新たなサービスを提供できるのでは!と模索しています。アイデアや新たなサービスについて考えて欲しいと呼びかけました。
【参加者からの意見】
・隙間活用で駐輪場所と人をマッチングする既存サービスがある。
・飲食店などと提携して地域をつなげるコースを作る。
・観光スポットに停めるラックがあると、地域ともつながりバイクユーザーが増えるのでは。
・荷物を載せる自転車ではないので、手ぶらで楽しめるイベントとコラボする。
・ガラス越しや壁にディスプレイ的に駐輪するカフェ。自慢したいニーズもあるし、みんなの監視で盗難防止できる。
【Next Action】
既存のマッチングサービスを調査して、みなさんのアイデアを参考にブラッシュアップします!
▶︎2人目のチャレンジャーは「もしバナゲーム」を通じて死について考え・話し合う機会を数多く作りたい福留洋志さん。高齢者の仕事を経て、派遣の看護師をしている経験から、意思決定能力のない状態で迎える最期は、本人が望んだものなのかと考えさせられています。遺族も苦しみます。本人の希望に添えたのか答えのない問いをグルグルと。ゲームを通し、人が大切にしていることを知り、何のために生きるのか見つめ直すこともできます。ターゲットやニーズ、実現性を考えて欲しいと投げかけました。
「もしバナゲーム」
https://www.i-acp.org/game.html
【参加者からの意見】
・体験すると効果的なタイミングは命について考える時。子どもが生まれたばかりなので、改めて自分自身に目を向けることができた。夫婦でお菓子付きなら、2,000円くらいなら参加する。
・40代〜50代、年代を絞る。終活や看取り時などの説明付きであれば3,000円くらいでも出す。
・自分自身の価値観や内面的なフィードバックになった。
・なかなか親子で話せないテーマなので、エンディングノートのヒアリングとして使いたい。
・結婚する時。相手の価値観や死生観を知るのによい。
・異年齢で行うと、新しい視点や価値観に触れられる。死生観は変化してもいいと思う。
・学校のクラス単位などで開催されると参加しやすい。
・中高生対象もあっても良いと思う。その場合はお菓子付きのワンコイン!
【Next Action】
まずは体験会をします。死生観、看取りの話を組み合わせて、いずれはエンディングノート作成のサポートもしていきたいです。
【振り返って】
ママチャリ愛好家の私は、前傾姿勢で爽快に走るスポーツバイクは憧れすぎて遠い存在。サイクリングを楽しむ為には安心して停められる場所が必要と初めて知りました。停めた先で地域やお店との繋がりが増えると、新しい楽しみ方が拡がりそう!ママチャリも仲間に入れてほしいなぁ。
死は誰にも訪れます。けれど、自らの最期を語るキッカケはそうそうないのではないでしょうか。ゲームに参加した方になぜこのカードを選んだのか聴くと、その人自身の内面に触れた感覚にさえなりました。帰り道、亡くなった方々を思い起こし…今を生きようと月を見上げました。
対馬さん、福留さん、そして参加者のみなさんご参加いただきありがとうございました。