開催レポート:【チガラボ×Local】北海道・厚真町を、ジンギスカンBBQを食べて応援する会
(投稿日:2018.11.17)
北海道厚真町を応援しよう!
こんにちは、スタッフの米山凱一郎です。10月28日(日)、「【チガラボ×Local】北海道・厚真町を、ジンギスカンBBQを食べて応援する会」を開催しました。
「チガラボ×Local」シリーズは、他地域の食や文化に触れることで、個人と個人、地域と地域がつながって、おたがいを応援しあえる関係をつくるイベントです。これまでに、宮城県石巻市・山形県朝日町・岡山県西粟倉村など、さまざまな地域とつながってきています。
今回つながったのは、北海道厚真町。9月6日(木)に発生した北海道胆振東部地震で、震度7の地震に襲われた地域です。土砂災害にも見舞われ、避難所で生活をされている方々(10月28日時点で208名)や、事業再開の見込みが立たない事業者がいらっしゃる中で、「茅ヶ崎から力になれることをできないか」という思いから、本イベントを開催しました。
現地からテレビ電話でご登場いただいたのは、厚真町役場の宮久史さん。厚真町では林業が主担当で、起業家や就農者を育成するプログラム「ローカルベンチャースクール」も担当されています。今回は、地震発生当時の状況や、現在の厚真町の様子、今後の課題についてお話しいただきました。
震災からおよそ2ヶ月経ち、最低限のライフラインは復旧が進んだ今、必要なのは人的支援だと言います。例えば、引越し作業や土砂撤去など、人力が求められる作業はまだまだあります。ボランティアセンターは土日祝日にオープンしているそうです。
「どんな関わりでも力になります。私自身、まちのためにやっているというよりも、このまちに居場所があるからやっています。そう思える場所を探してもらって、活動してもらえると嬉しいです」と、宮さん。
「北海道で発生した地震ですが、地域によって被害は違うため、深刻なところもあれば元気なところもあることを知っていただきたいです。そして、『厚真町はどうなってるかな』と思ってくれるだけでも、応援になります。」
参加者からの「ボランティアのほかに、今できることはどんなことがありますか?」という質問に対しては、「ツアーや『ローカルベンチャースクール』を今後も開催予定のため、参加や情報シェアをしていただけると元気をもらえます。また、厚真町は年間6万人のサーファーが訪れる、北海道一のサーフィンのまち。湘南からサーフィンをしに、是非いらしてください!」とのことでした。
交流会では、厚真町名物の「あづまジンギスカン(羊)」と「こにくちゃん(鶏)」、そして「じゃがいも」「かぼちゃ」など、厚真町の季節の野菜を使ったBBQを、おいしくいただきました!
いつどこで災害が起きてもおかしくない国だからこそ、気にかけ合って、時に応援しあえる個人間・地域間のつながりが大切です。厚真町の食材や製品を買ったり、実際に現地に行くなどして、これからも引き続き厚真町を応援していきたいと思います。
以上、開催レポートでした。
▽参考リンク
・一度は中止にした厚真町ローカルベンチャースクール。 やはり再起動することにしました。 | Through Me – いきるが、ひろがる
http://throughme.jp/idomu_atsuma_lvs2018restart/
・あづま成吉思汗本舗(精肉店)
http://www2.enekoshop.jp/shop/azuma-j/
▽義援金・支援金情報
・被災された方への義援金|北海道厚真町 http://www.town.atsuma.lg.jp/office/news/emergency/14342/
・緊急災害支援金|CAMPFIRE https://camp-fire.jp/projects/view/96881