開催レポート:【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会㉓」を開催しました。
(投稿日:2018.10.27)

10月17日(水)、【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会㉓」を開催しました。

「チガラボチャレンジ」は、毎回2組のチャレンジャーがやりたいことを宣言し、参加者の方といっしょにアイデアを出しあい次の行動につなげる、チガラボの定番イベントです。

 

武田典昌さん「投票率80%を実現しよう」

市役所で勤務されている武田典昌さんは「投票率80%を実現しよう」という思いを宣言されました。
武田さんは、市民の社会問題への関心の少なさ・興味のなさに課題意識を持たれています。市民活動やNPOが社会問題に対して意義のある活動をしていても、一部の人だけの盛り上がりになっていて、多くの一般市民は巻き込めていないのではないか?また、一般市民も社会問題に対して、テレビなどのメディアが取り上げる問題しか知らないのではないか?と、疑問を持たれています。

そこで投票に行くということを通じて、利他的に社会問題を解決しようとする人が増えるのではないかと武田さんは考えました。

投票率を80%にするためのアイディアとして、武田さんは「無料タウン誌の発行」「投票割の実施」「駅前などでのデモや直接啓発」などを挙げました。

 

ディスカッションでは

・まずは、なぜ市民は選挙に行かないのか?を考えるべき。

・手段としてフリーペーパーは適切なのか?

・80%という数値そのものはマーケティング的には適切だと思う。

・投票率80%達成だけではなく、自発的に投票するためにどうするか。

・実際に行動させるには、面白い・楽しい、から。結果として変化を実感できること。

・教育が重要なのではないか。

という意見・アイディアが出ました。

 

これを受けて武田さんは「ターゲットとする選挙を決めて計画を立てる。伝える言葉を磨く。協働する仲間を募る。」というネクストアクションを宣言されました。

 

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知見寺直樹さん「湘南から就活を変える!本気の長期インターンシップ事業をつくる」

都内の人材系企業で役員をされている知見寺直樹さんは「湘南から就活を変える!本気の長期インターンシップマッチング事業をつくる」という思いを宣言されました。

 

知見寺さんは以前、湘南のとある大学生と話した際に「長期インターンシップをしたいけど、できるところがない…」「時間をかけて都内に出ないといけない…」と悩みを打ち明けられたそうです。また一方で、「Web、SNSを使った若者向けのマーケティングにどう対応したらよいかわからない…」「学生はみんな都内に出てしまう…」という湘南エリアの経営者にも会ってきたそうです。
そこで、長期インターンシップを行いたい学生と、学生を求めている湘南エリアの経営者を結びつけることができれば、お互いの悩みを解消できるのではないかと思い、長期インターンシップマッチング事業を考えました。

湘南エリアで長期インターンのマッチングをすることは、地域活性化、学生の能力と就業価値観の向上、企業の組織活性化にもつながると知見寺さんは考えています。加速する大学生の就職活動において、長期インターンシップを経験した上で意思決定する仕組み・流れを、湘南エリアからスタートしたいと宣言していただきました。

 

ディスカッションでは

・学生のメリットが大きく、企業側には小さいのでは?

・既存社員が苦手なSNS運用などを、学生が担ってくれるのは助かる。

・就職先として地域への志向はそこまで高くないのでは。

・大手志向、イメージ先行、で会社を選びがちな学生の意識問題はありそう。

・湘南エリアならではのインターン体験価値をどう見つけるか?

・大学と連携してみるのはどうか。

という意見・アイディアが出ました。

 

これを受けて知見寺さんは「企業メリットの明確化、インターンシップ向けの仕事の切り出し方をさらに工夫する。」というネクストアクションを宣言されました。

 

発表いただいたチャレンジャーのお二人、ご参加の皆さま、ありがとうございました。

チガラボはその名の通りラボ(=実験室・研究室)なので、安心・安全な実験の場としてお二人の挑戦をこれからも応援していきたいと思います。

次回のチガラボチャレンジは11月21日(水)です。テーマは「女性の結婚について語る会を開きたい 」「Soganic オーガニックな食を広めたい!」の2本です。みなさまのご参加、お待ちしています!

↓↓↓詳細はこちら

https://chiga-lab.com/event/3125/