開催レポート:空き家活用についてワクワクしながら考える会⑧片瀬・江の島エリア特集&えのいちオーナー
(投稿日:2018.9.29)
みなさんこんにちは。社会人インターンの中野登茂子です。9月18日(火)に「空き家活用についてワクワクしながら考える会⑧片瀬・江の島エリア特集&えのいちオーナー」が開催されました。
本シリーズでは、地域に必要な機能をつくるなど目的主導での空き家・不動産活用に関する情報をインプットしながら、やりたいことを共有・ディスカッションしています。今回で8回目を迎えるチガラボの人気のシリーズです。
第1部では、「片瀬・江の島エリアの空き家・不動産のリアル」として、藤沢市で空き家活用に取り組んでいる「NPO法人すまいる」の福田徹さんにお話いただきました。空き家の定義、土地の区分、耐震基準まで、空き家活用の現実について学びました。
第2部では、コミュニティスペース「えのいち」の活用について、オーナーの森岡悠翔さんよりお話いただきました。「えのいち」は、江の島駅から線路沿いに3分ほどの好立地です。森岡さんは、「えのいち」を、不特定多数の人に向けたレンタルスペースにするのではなく、「訪れた人が、忘れていた好きなことを思いだして取り戻す場所にしたい」、「やってみたい一歩を応援する場所にしたい」という思いを語りました。
ディスカッションでは、「昭和の雰囲気の残る建物で、昭和の映画上映会を企画する」「手芸品を売るポップアップストアにする」「部屋ごとにコンセプトをもたせる」「睡眠カフェ」「江ノ電から聞こえるように、音楽の演奏会をする」などの様々なアイディアがあがりました。これらのアイディアを受けて、森岡さんからは、10月のイベントの紹介とともに、年内に何度か実験的なイベントを開催したいということをお話しされました。
今回はインターンとして、2回目の参加でした。最近、何かと話題となる空き家ということで、興味をもってお話を聞きました。土地活用の区分の問題や、耐震設備の問題、立地条件などがあり、思った以上にマッチングすることが難しいことを知りました。それでも、みんなで活用方法を考えることは楽しく、アイディアを出していくと何かがはじまるような気がしました。緩やかなつながりから生まれてる何か、そんなことを期待をしたくなる貴重な時間を体験しました。
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