開催レポート:【チガラボSocial】これからの場づくり① コミュニティフリーランス長田涼さんと考えるオンラインコミュニティのつくり方
(投稿日:2018.9.27)
開催レポート
【チガラボSocial】これからの場づくり① コミュニティフリーランス長田涼さんと考えるオンラインコミュニティのつくり方
こんにちは、社会人インターンの宇田川路代です。9月15日(土)に「「これからの場づくり① コミュニティフリーランス長田涼さんと考えるオンラインコミュニティのつくり方」を開催しました。
今回の企画を担当したのは、スタッフのミッシェルこと三井田。お招きしたゲストは、コミュニティフリーランス長田涼(ながたりょう)さんでした。長田さんは、コミュニティサービス「Gojo」(https://gojo.life/)や「Wasei Salon」のコミュニティマネージャー、朝活コミュニティ「朝渋」の公式ライターなど、現在7つのコミュニティに関わっていらっしゃいます。
コミュニティマネジメントを仕事にする理由は、関わる人を幸せにしたいから
大学での専攻、スポーツイベント会社勤務を通して、スポーツの「つながる力」を広めたいと思っていた長田さん。その「つながる力」を追求した先に見えたのが「コミュニティ」という存在。かかわるコミュニテイが増え、今年コミュニティフリーランスとして独立されました。
「子どもの時は、人とコミュニケーションをとるのが苦手だった」とのこと。
「僕が世界を変えようとは思っていないけど、目の前の人に居場所を作り、関わる人を幸せにしたい。人との出会いは人生を変えるから。」と語ってくださいました。
オンラインコミュニティを立ち上げる時に大切な事は、まず人間関係を作ること
ご自身の経験から、運営のポイントとして、まずは立ち上げ時の注意点を教えてくださいました。そのコミュニティでなにを目指すのか明確にする、実際に会う交流の場を作る、ルールは作りすぎないなど、具体的なお話が聞けるのは、たくさんの経験をされているからこそ。
そして、「特に大切なのは仲良くなること。なにを進めるにも、まずは人間関係を構築してから」と言う言葉に、参加者の皆さんが大きくうなづいていました。
オンラインコミュニティを運営するうえで大切な事は、安心安全な場にすること
コミュニティを円滑に運営するコツとして伺ったのは、ルールはゆるく余白をつくる、積極的に参加しない人もOKにする、高圧的な態度を発生させないなど、安心安全な場にするために気を付けること。この安心感を感じてもらえるようにコミュニティを運営するのが、コミュニティマネージャーの大切な仕事だとおしゃっていました。
ディスカッションと質問会
チガラボイベント恒例の参加者の皆さん同士のディスカッション。そして、そこから生まれた質問に、長田さんが答えてくれました。
実際にコミュニティ運営をしている方からの質問
「運営側とメンバーの間だけのコミュニケーションばかりになってしまい、メンバー同士のやり取りが生まれない、どうしたらいいのか」
長田さんの答えは
「僕なら飲み会します!いきなりむずかしいことを決めようとすると、キチキチになってしまう。くだらない話で盛り上がることで、こんな会話でいいんだという安心感につながるんです。」
長田さんが運営のポイントとして語られた「まず人間関係を作る、安心安全な場にする」ことが、改めてみんなの場で共有され、大切なことが再確認されました。
チガラボという場
団体代表をされていたり、誘われて初めてチガラボに来たなど、今回の参加者の顔ぶれも実にさまざまでした。その中の大学生の方の感想が聞けました。
「来る前は緊張していたけど、周りの人との距離感がすぐ近くなれて、初めての気がしない。参加者同士のディスカッションは、自分事になるから、いろいろ生まれておもしろい」
そして、ゲストの長田さんからはこんな言葉をいただきました。
「僕、今日のイベントが、独立後初のイベント登壇なんです。皆さんから、コミュニティを運営していく上でのヒントがもらえた、自分でもオンラインコミュニティを立ち上げてみたい、などのうれしい言葉が聞けて、あらためて自信が持てました。今日の気持ちを忘れないようにします。」交流会では、チガラボ自慢のクラフトビールをおかわりして楽しんでくださいました。
長田涼さんコミュニティマガジン
チガラボ 学生・社会人インターン募集中
https://chiga-lab.com/news/2551/