開催レポート:【チガラボWork&Life】湘南でこれからのワーク・ライフスタイルを考える会
(投稿日:2018.8.29)
みなさん、こんにちは!学生インターン生の菅原実咲です。8月12日(火)に「湘南の働きかた、暮らし方を考える会」がありました。
「働き方」がゆるやかに変化していく中、自分のライフスタイルを大切にするために、「時間」「場所」「人」を自由に変化させることができる時代になりつつあります。
“わたしたちは、どんな働きかたや暮らし方を実現していきたいのか”
その可能性を探り、実践・実験を行っていくために、今回は湘南エリアでマインドフルネスを重視したコワーキングスペースThinkSpaceを運営する岩濱サラさん、コミュニティを重視をしたシェアハウスを運営するHidamariの中原琢さんにお話をいただきました。
湘南は自分らしいライフスタイルを重視する人が多いエリアです、くらしの視点からも考えることで、より多面的にこれからのワークスタイルを描くことができます。
まず、1人目のサラさんからは、「Think Space」や鎌倉市のテレワーク推進の取り組みなどについてお話しいただきました。自己の深化・生活を整えることで保つ心身の健康、関係性の構築、地域資本の育成などをコンセプトにしながら、働くことを生きる喜びに変えていく空間づくりのお話をいただきました。
2人目の中原さんには、シェアハウス「Hidamari」についてお話しを頂きました。人のかかわりを増やす設計をし、「家族でも友達でもない、けれども家族や友達のような」
かかわりをもったコミュニティ重視のシェアハウスです。オーナー制度など、シェアハウス内のかかかわりだけではなく、大家さんとシェアハウスに住んでいる人などのつながりもつくっています。人間性は多様な人との関わりあいの中から磨かれるといった考え方をもって、シェアハウスを運営しているようでした。
海の近くに住んでみたい、自然のある場所に住んでみたい、都内でも地方でもなく通勤が1.5時間ほどの茅ケ崎(湘南地域)に住んで自分の理想とする生活スタイルを実現したい、2拠点での生活をしたいなど、個人に合わせたスタイルを実現していくためには、自分で選択することが必要です。
「働く場所も住む場所もあり、ある意味インフラが整っている湘南地域でなら、あとは行動するだけかもしれない」「今の生活があるなかで、一歩踏み出すのがハードルが高そう」「多様な人々が交わることができる環境が魅力的だ」など、さまざまな感想がありました。
その中で大切になるのは、自分が“何を大切にしたいのか”“どんな人と繋がっていたいのか”“何をしたいのか”を考え、現実はどうなっているかを比較し、どこを少しずつ変えていくことができるかという『実験』を行っていくこと。
私は、この会に参加することで、自分の理想の暮らし方・働き方を考えるきっかけをいただけたなと思います。できるだけ自然の近くがいい、自分に合った環境で仕事をしてみたいと思いましたが、「学生のうちはどこかの会社で働くべきだ・・・」のような考えにとらわれてしまっていました。しかし、お話を 聞いてみて、「自分で選択・実践することで変えられる」と思い直しました。湘南地域で自分の働き方・暮らし方を実現している人は、「自分で仕事をつくる」ということをしている人が多いです。学生だから、家庭をもっているから、年齢だから…、いろいろな理由で自分の願望を曖昧にしてしまうことは簡単ですが、できない理由をあらためて見直して、少しずつ自分の理想の生き方に近づける実験をしていけたら人生はもっと楽しくなると思いました。