開催レポート:チガラボチャレンジ①
(投稿日:2016.12.18)

【開催報告】チガラボチャレンジ やりたいこと宣言&いっしょに考える会

プレ開催となった今回は、2名のチャレンジャーがやりたい事を宣言してくれました。
—————————————————————————————-
宣言① 菊池小夏さん、テーマ「美容×福祉」
—————————————————————————————-
自分が事故で左半身などにハンデを負った経験が原点。以前からオシャレが大好きで、ヘアメイクや服装には人一倍のこだわりがあった小夏さん。事故の後、リハビリを経て最初に自力で外出したのが、美容院に行く、ということでした。実現したいのは「なんらかの理由でオシャレをあきらめている人たちが、オシャレを通じて社会とのつながりを取り戻す」ということ。技術を磨きたい若手美容師などと、安価にオシャレを楽しみたい障がい者・高齢者・主婦、この両者を結びつけることができないかと考えています。

プレゼンの後、参加者からはさまざまなアイデアが挙がりました。
・引きこもりがちな人が、まず一歩外に出るための工夫が必要
・ヘアメイク、ネイル、マッサージなど選択肢が多いとよい
・施術者との組み合わせは性別も意識するとよいのでは(同性・異性の希望など)
・小夏さん自身が先生になってもよいのでは?(片手でできるメイク術など)

今後は実際にオシャレになるサービスを受ける場をイベント的に開催するなど、実験的な企画にトライしながら、誰にどんなサービスを提供すべきかを、より磨いていくことになりそうです。

—————————————————————————————-
宣言② 増山健太さん、テーマ「犬の殺処分ゼロ」
—————————————————————————————-
自分の飼っていた犬が保護犬だったことや、犬野の保護活動をしている団体の現場を見た経験などから取り組みたいと考えています。犬の問題に関心のない層にも知ってもらうために、ビジネステーマと掛け合わせた書籍やイベントを考えています。

プレゼン後にはこんな意見や情報が提供されました。
・すでに活動している事業者、人、書籍などの情報をもっと知る必要がある。
・殺処分される犬が生まれるのはなぜか、神奈川県は殺処分ゼロを謳っているが、実態はどうなっているのか?
・ペットのシェアという方法もあるのでは。
・平塚市の動物保護センターでは殺処分をしない施設建設のクラウドファンディングをしている

参加された16人の皆さんが2人を応援したいという気持ちから、暖かくもエネルギーに満ちた場となりました。また、参加者もそれぞれに胸に秘めた企みを持った方ばかりだったことも印象的でした。

チガラボチャレンジは今後も定期的に開催していきます。チャレンジする人、応援する人が、その立場を入れ替えながらも、自分のやりたい事を大切にし合えるコミュニティをつくっていきます。次回は1月を予定していますので、チャレンジしたい方のエントリーをお待ちしています!