開催レポート:【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&一緒に考える会 vol.65
(投稿日:2022.5.6)

こんにちは!チガラボスタッフのまきこです。

 

4月13日(水)【チガラボチャレンジ】「やりたいこと宣言&いっしょに考える会 vol. 65」がリアルとオンラインのハイブリッドで開催されました。

 

チガラボチャレンジは毎月1〜2名の方にやりたいことを発表いただき、アイデアや情報、どうしたら実現できるか、自分ならどんな協力ができそうか、といった前に進めるためのディスカッションを行っています。

 

今回はお一人の発表でした。

 

【今回のチャレンジャー】

中村 陽子さん

「美味しいお肉・これからの畜産を紹介して応援するメディアを立ち上げたい!!」

 

【やりたいこと】

ずばり、「美味しいお肉・これからの畜産を紹介して応援するメディアを立ち上げたい!!」

 

【なぜやりたいのか】

発表者の陽子さん、実は、Web制作会社にお勤めになりながら、長い間副業として週末にお肉屋さんでパートをされていたのだそうです。なんと「食肉検定一級」をお持ちなのだとか!!お肉やお肉屋さん、畜産農家さん、そしてお肉にまつわる環境には人一倍熱い想いを持っていらっしゃいます。

 

メディアを立ち上げようとしたきっかけは、大きく次の3つです。

1. 接客する中で、多くの人が知りたい情報があるのでは?

2. お肉屋さんが常々抱えている悩みは共通している。

3. Webでの仕事を活かしてメディアをつくりたいと思った!

 

みなさんは、普段どこでお肉を買っていますか?

お肉屋さんに行ったことはありますか?

 

お肉屋さんに行ったことが無いな〜という方にはこんな“行きづらさ”があるのかもしれませんね…。

 

「お肉屋さんで買い物をしたことがない。」

「対面販売での注文の仕方がわからない。」

「料理にあったお肉がわからない。」

 

でも、これはとってももったいないことなのだそう。

販売者ならではの、お肉の選び方があったり、一般の方には知られていない「実はこれがオススメ!」というものがあるとのこと。

一般には流通していない、貴重で美味しいお肉を揃えているお店もあり、個人で好きな分量、枚数を買えるので、気軽に少量をお願いすることもできるそうですよ。

陽子さんは、お肉の部位の違いの紹介も含め、購買者と販売者の両目線でお肉を紹介していきたいそうです。

 

また、お肉屋さんだけでなく、畜産農家のみなさんも応援したいとのこと。

湘南エリアから取材して、畜産農家の方々の悩みごとや魅力などを伺い、提供していくことも思案中です。

 

さらに、畜産農家の紹介にとどまらず、ECサイトを併設することも将来的には考えていらっしゃいます。

珍しいお肉や、遠方でなかなか買えないお肉などを提供し、購買者と生産者の橋渡しになりたいと夢を持っておられます。

 

【参加者の皆さんと一緒に考えたいこと】

・賛同者やお仲間募集中!!

・こんなの面白いのでは?というアイデア!

・資金調達方法は?

 

参加者に皆さんからも、たくさんの質問・情報・アイデアがあがっていました。

 

・お肉屋さんの良さが伝わっていない。

  • お肉はどこから来るの?
  • 安全性は?
  • 値段の違いは?
  • お肉屋さんで買うことのメリットは?
  • グラムで買える強み/グラム感覚の見える化
  • お肉と健康
  • お肉屋さんによって異なる得意技

 

・お肉屋さんマップやお肉屋さんにまつわる情報(BBQのできるところ)をマップ化する。

 

・バズる商品開発!28年待ちのお肉屋さんのコロッケがある!

 

・お肉の“美味しい”コンテンツ化!

  • お肉会議/お肉サミット:お肉を食べられる会にしたら、その集まりがメディアになる!「お肉を美味しく食べているといい情報が集まるらしい。」食べてつながる。
  • 地方創生でメディア化しているお肉おじさんがいる:メッセージはポップに、問題の核心は硬派に。
  • ソーシャルなことも大事にしながら、楽しく、行動変容を促すことができるといい。色々なメディア的なアプローチは事例を見ると面白い。

 

・買い物自体が貢献すること、買い物で応援できる。いいお肉を扱っている畜産業者、お肉屋さんを応援したい。

 

・日本の畜産業界の存続が危うい。日本の畜産業の持続をサポートすることを、お肉屋さんという立場から発表されたど思う。初心として持っておかれるといいと思う。

 

・SDGsの文脈でも畜産業者が環境破壊で叩かれている状況があり、今後淘汰されていくだろう。その時に生き残る道になる。

 

【Next Action】

最後に中村陽子さんから次に言葉をいただきました。

「貴重なお話しをいただきました。畜産農家、お肉屋さんは衝撃を受ける業界でもあるので、問題の一つ一つを明るくクリアできるように支えていければいいなと思います。」

 

 

☆グラレコ担当:海老原 千恵子さん(イラストレーターDotさん)

フリーのイラストレーターさん。いつも素敵なグラレコを作成していただいております!

 ※「グラレコ」とは?

→「グラフィックレコーディング」といって、主に会議や議論などの場・セミナーやパネルディスカッションなどの場で、話の流れをリアルタイムで文字や図(絵)におこし、視覚化して参加者と共有させるものです。

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【スタッフコメント】

美味しいものの話になると話は尽きませんね!!

最後には、こんなことをすると楽しみながらお肉について考えられるのではないか!

環境に負荷が少なく、育てる人、売る人、食べる人にとってもよりよい畜産やお肉についての話や、ローカルでのお肉や農家さんとのつながりをメディア化している事例で盛り上がりました。畜産学を学ばれた参加者もいらっしゃり、さまざまな背景をもった参加者の皆さんがいろいろな角度から語り合った豊かな時間でした。

 

発表者の中村陽子さん、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

 

次回のチガラボチャレンジは5月11日(水)19時からスタートです。

 

★来月のチャレンジャーを絶賛募集中です!!

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