開催レポート:【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&一緒に考える会vol.54
(投稿日:2021.5.24)
こんにちは!今回よりイベントインターンとして活動させていただくことになりました岩田琉汰です。「岩田」という名字からよく「がんちゃん」と呼ばれています!
初めましての方も多いと思いますが今後ともよろしくお願いします!
5/14(水)「やりたいこと宣言&一緒に考える会 vol.54」がオンラインと対面のハイブリッドで開催されました。
チガラボチャレンジは毎月2名の方にやりたいことを発表いただき、アイデアや情報、どうしたら実現できるか、自分ならどんな協力ができそうか、といった前にすすめるためのディスカッションを行っています。
【今回のチャレンジャー】
➀山口 直さん
「未来学校~小学生アントレプレナー育成と未来実験都市~」
②熊切 つぐ美さん
「茅ケ崎で”ほっ”とできるおせっかいプロジェクトをスタートしたい」
☆グラレコ担当:海老原 千恵子さん(イラストレーターDotさん)
フリーのイラストレーターさん。いつも素敵なグラレコを作成していただいております!
※「グラレコ」とは?
→「グラフィックレコーディング」といって、主に会議や議論などの場・セミナーやパネルディスカッションなどの場で、話の流れをリアルタイムで文字や図(絵)におこし、視覚化して参加者と共有させるものです。
1人目:山口 直さん
「未来学校~小学生アントレプレナー育成と未来実験都市~」
山口さんは「GAFAを超えるアントレプレナー(起業家)を育成し、地域主導の未来実験都市を創る」というコンセプトのもと、小学生の段階から世界に羽ばたいて活躍できるアントレプレナー(起業家)を生み出す活動をされようとしています。
海外の学生の場合、幼い頃からお小遣い稼ぎのためにレモネードを家の前で販売したり、企業が学生の起業を後押ししていたりとビジネスの場が身近にあります。日本の学生は、就職するまでビジネスに触れる機会がほとんどないのが現状です。
日本の学生にビジネスを学んでもらい、10年後にはGAFAを超える起業家を生み出したいという壮大なTAKURAMIです。
※GAFA:Google,Amazon,Facebook,Apple の略
【やりたいこと】
小学生がビジネスというものを学ぶことができる「未来学校」を創る
【なぜやりたいのか】
世界的なリーダーが求められている現在で、日本の未来世代を育て、日本企業の弱体化を救いたい
【誰がどうなったらよいのか?】
日本の未来世代(小学生、中学生、高校生)が、ビジネスに必要なものである「問題解決能力」や「ビジネス想像力」などを身につける
将来的にビジネスの舞台で世界的に活躍できるGAFAを超えた起業家を生み出したい
【どのようにつくるか】
・まずはメンバー集め
⇒Bizエキスパート…ビジネスの専門授業をする人。社会人や大学生が対象
・CoWorkや廃校を確保し、小学生向けの授業をカスタマイズ
・企業や地方自治体からの協賛、課題の提供
【一緒に考えて貰いたいアイデア】
・どんな授業があればよいのか
【参加者からのアイデア】
「どんな授業があれば…」
・必要なのは自分との違いを知ること⇒同い年の人と会う
・親が見せられる世界には限界⇒親が見せられる価値観異常のものを伝える
・お金の大切さを学ぶ
・マナーについて学ぶ
・色々な職業を体験⇒退職された方にお話を聞くといった授業
・学生と社会人の違い⇒社会の厳しさについて
⇒色々な人と接する機会を得ること
・今の小学生⇒ビジネスの段階にないかも
例)自由遊びの時間⇒「何したらいいの?」
⇒小学生に必要なのは遊びの時間
【Next Action】
・小学生と関わる機会まだあまりない
⇒そういう場に行ってみたい
・今後も教えられる人を探したい
・教育機関とのパイプの形成
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2人目:熊切つぐ美さん
「茅ヶ崎で”ほっ”とできるおせっかいプロジェクトをスタートしたい」
熊切さんはご家族のことや、大学時代の保健師実習、そして看護師として働いていた際の経験から、地域の中で普段から些細な健康に対して気遣ってくれる存在の必要性を感じます。その中で地域コミュニティナースの存在を知り、実際に活動をされてきました。
【やりたいこと】
「茅ヶ崎の人たちのつぶやきを拾って、ワクワクするタクラミを実践して皆で元気になっていきたい】
【なぜやりたいのか】
普段から健康を気遣ってくれたり、些細な相談ができる存在が地域には必要!
【誰がどうなったらよいのか】
茅ヶ崎の住民が
・ゆるく繋がって
・「つぶやき」を実践して
・みんなで元気になっていきたい
⇒これが「やりたいこと」に繋がっていく
【どのようにつくるか】
これまでしてきたコミュニティナースの活動を茅ヶ崎でも始めていきたい
【一緒に考えてもらいたいアイデア】
・どんな場所でどんなことができそう
・どうしたら違う茅ヶ崎の人たちとかかわりが増える
・一緒に入れる仲間が欲しい
【参加者からのアイデア】
場所について
・必要なのは家から中々出てこない人なのでは
⇒身近なコンビニとかスーパーで1日を終えちゃう
⇒スーパーとかコンビニに置いてみては
・乳幼児に限ると
ママほぐ(子育てママ向けの居場所)・ベビーカフェなどのサービス
⇒茅ヶ崎ではこういうことは盛ん
・キッチンカーでのコラボ
⇒「食」に関するからそこで健康相談しても
・日常で通る場所
⇒目につくところ
・ラジオ体操
⇒ハードルが低いから気軽に参加できるのでは
・チガラボメンバーReiさんのコーヒースタンドでコラボ
⇒Reiさん「色々なものを掲げたい」「これが思わぬ機会につながるのでは」
・オーガニック系のお店⇒健康意識が高い
【Next Action】
・茅ヶ崎のコミュニティナースの方と活動している
・茅ヶ崎という場所は色々な場所があってとても興味深い
⇒今後紹介された場所に訪れてみたい
【スタッフコメント】
初めての私のイベントレポートいかがでしたでしょうか?拙いかも知れないですが精一杯書きました。
まず、山口さんの企画は普段は経営学部で経営を学んでいる身としてはとても興味深い内容でした。私も小学生の頃に大震災の募金の為フリーマーケットを行ったことがあり、実際にお金を扱ったり、どんな商品が求められているのか考えたり、実際に商品を作ったりしてとても勉強になったのを覚えています。もしこの企画が実現したら小学生にとってとてもいい経験になるのではと今から楽しみです!
そして熊切さんの企画は、ご自分の経験から地域の「つながり」の大切さ、それを作り出していこうという企画でした。現在は中々ご近所付き合いといっても顔見知りといった程度の場合が多いのではないでしょうか、私自身遠方の大学に通っている間、家にいる祖母の安否が気になるときもあります…(単に心配性なだけですが…)。そんな時に見てくれている人がいればなと思うこともあるのでこんな温かい地域ができたらと思います。
当日はオンライン、リアルのハイブリッド開催でしたが、オンラインとリアルに壁など感じず白熱したアイデア出しや、交流会もたくさんの方と交流できました。
チガラボチャレンジは参加者全体でしっかりと聞いて受け止め、前向きな意見やアイデアが得られる場です。皆さんのTAKURAMIをお待ちしております!
次回のチガラボチャレンジは6/9(水)19:00からスタートです。
★来月のチャレンジャー
☆内藤侑子さん
「子育てとはたらくをもっと自分らしく。共育コワーキングHOUSEを作りたい!」
☆石塚和人さん
「場所も中身も“うつろい”ながら旅する、移動式本屋『うつろいブックス』を立ち上げたい!』
↓お申し込みはこちら。
https://chiga-lab.com/event/6741/
山口さん、熊切さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!