開催レポート:【TAKURAMIメンバー限定】公開メンタリングデー 地域の企みごとを対話を通じて磨く会
(投稿日:2021.5.11)

こんにちは、チガラボスタッフのりくおです。

 

4/27(火)に 

【TAKURAMIメンバー限定】公開メンタリングデー 地域の企みごとを対話を通じて磨く会 

が開催されました。このシリーズは、TAKURAMIメンバーからのTAKURAMI相談に対して、チガラボ代表の清水からたっぷりとアドバイスするスタイル。いつもの参加者同士の対話による解決というスタイルとは少し趣が異なる会ですが、より突っ込んだ視点を持ち帰ってもらうことがねらいです。

 

<今回の相談者① 大西裕太さん>

「本を通じて安らぎを感じられる居場所づくりの事業計画について相談したい」

 

場所の名前は、BOOK DIALOG PLACE 〜とまり木〜

この場所を創りたい想いは、

「キャリア相談室のような場所に行く前に、ネガティブな気持ちを和らげたい」

つまり、対処療法ではなく、原因療法としての役割をはたす場所としてのシェア本屋さん。

そんなカウンセリング未満、イベント未満な要素を持った場所を創りたいとのことでした。

 

清水からのアドバイス

 

①関係者の人物相関図をつくる

(関わりたい・応援したいと言ってくれる人にどう対処すべきか?という相談に対して)その人たちがなぜ関わりたいのか、どこに価値を感じているのかをヒアリングする。例えば、「もしこういう場をつくるとしたら、どういうふうに使いたい?」など。。

関わりたい人の相関図をつくってみるのもよいかもしれません。

 

②実際に実験的に創りたい空間を形にしてみる

形にしてみることで、

実際どのような配置や見せ方で本を置くのがよいのか、

どのようなコミュニケーションがよいのか、悪いのか、

どれくらい部屋は明るい方がよいのか、など、細かい部分がイメージできてきます。

 

③自分にあった役割やペースを大切に

ジミーさんらしい場所にするためにも、無理をしすぎず、できない部分も公開していく。これによって周りの人たちが気づいたら手伝ている、助けてあげたくなる関係が生まれやすくなります。、

 

<所感>

じみーさんのTKURAMIからは、気づいたら色んな人が関わって、みんなで作り上げていく、そんな動きがが始まる予感がしました。

9月オープンを目標に4月からチガラボで実験的に本の会を開催していくそうなので、

ご興味がある方はぜひご参加ください!チガラボのfacebookページなどでも発信しています!

 

 

 

<今回の相談者②  益子憲さん>

「税理士の広報活動とオンライングループの活用の仕方について相談したい」

 

4月で独立1周年を迎えられた、税理士の益子さん。

これまでにチガラボで経理を学ぶ会を6、7回開催したり、参加してくれた人に向けたFacebookグループを作成して、オンラインでの相談の場をつくるなどしてきました。新しい出会いはたくさんありましたが、なかなか仕事にはつながらないということもあり、どうしたら自分の認知を広めることができるのか?という悩みをお持ちでした。

 

清水からのアドバイス

事業を営む上で、絶対に欠かせない要素の一つである集客について課題を抱えている人は少なくないと思います。

 

①めざす姿と顧客を明確にする

集客の課題を感じている時、お客さんはどんな人で何に困っているのか、何をするとよろこんでくれるのか、これが明らかではないということが多く見られます。そのため、伝えるべき人に、効果的な内容を確実に届けることができず、集客が苦戦してしまっています。まずは、独立した税理士として、地域のどんな事業者や経営者に対して貢献したいのかを明らかにしておきたいです。

 

②クライアントへの提供価値を認識する

そして、意外と自分では気づけないのが、自分の強みやユニークな特徴。お客さんが喜んでくれる価値です。

なぜなら、自分は息をするように当たり前にやっている場合が多いからです。

こういう時は、第三者に客観的にヒアリングしてもらうことで、自分が業務を通じて何をやっているのか、どこに特徴があるのかが見えてきます。HPでも掲げられている「地域密着」「ワンチーム」といったキーワードをより具体化することで、益子さんらしいサービス内容や特徴が見えてくるはずです。

 

③モデルとなる顧客を分析する

「ともに歩み一緒に成長し、夢・目標を達成するワンチームでありたい」という理念に照らしたときに、現状のクライアントで理想的な方はいますか? 益子さんには1社おられるとのことなので、この方との接触頻度や時間、会話の内容や益子さんの動きなど、詳細に分析することで、理想的なクライアントとの関わりや提供サービスが見えてきます。

理念を支える、提供価値、具体的なベネフィット、哲学などを整理した上で、認知獲得のときにどんな切り口で発信すればよいか、具体的な企画として考えていきましょう。

 

 

ましこ税理士事務所のHPはこちら

https://mashiken-tax.com/

 

<所感>

個人的には、開業3年以内の人向けの会計リテラシー向上委員会のようなな企画をやっていただきたいです。

 

 

 

【参加者の声】

・自分に対して言われていることじゃないのに、「自分だったらこうだな」みたいな気づきがたくさんありました!

 

・「うごけてなかったな」と今日の発表を通じて改めて感じました。

 

・具体的なフィードバックを求めて来たはずだけど、逆に抽象的な概念からきづきを得られてよかったです。

 

 

次回の公開メンタリングは5/26(水)19:00からです!

公開メンタリング枠がまだ◯枠残っていますので、希望される方は早めにご連絡くださいませ!