開催レポート:\オンライン開催!/ 【チガラボLocal】落語の新たな可能性をみつけよう!オンライン寄席 × グラレコ
(投稿日:2020.5.15)

こんにちは、チガラボスタッフのジミーこと大西です。

5/10(日)に「【チガラボLocal】落語の新たな可能性をみつけよう!オンライン寄席 × グラレコ」が開催されました。

 

当初は、新型コロナウイルスの影響を受けて延期・中止の話も出ていた本イベント。

しかし、企画・運営のすばこさんの尽力により、オンライン開催が決まり、さらにグラフィックレコーディング(通称グラレコ)とのコラボが決まり、落語ラボにふさわしいチャレンジの会となりました。

  楽しく軽快な落語をお話いただいた桂吉弥さん(左)、桂小鯛さん(右上)。出囃子を演奏してくださった浅野美希さん(右下)。

ご登場いただいたのは、上方落語の桂吉弥(きちや)さん、桂小鯛(こだい)さん。出囃子の浅野美希(おみき)さんも加わり、お三方の軽快なかけ合いで場が和んでからの一席となりました。

 

大阪などの商人の町で生まれた上方落語は、聴く気のないお客さんの足を止めるよう賑やかに笑いをとりながらテンポよく進むのが特徴です。画面を観ていてどこか集中力が途切れがちなオンラインと上方落語は、実は相性が良いのかもしれません。

なにより、声の調子や仕草のみで頭の中に情景までを想像させる、桂吉弥さん、桂小鯛さんの技術はまさに圧巻そのもの。時にオンラインであるということを忘れさせるものでした。

  海老原千恵子さんと、落語の場面を描いたグラレコ。海老原千恵子さん視点で、お描きいただきました。

落語の後は、チガラボメンバーでもあるイラストレーターDotさん(海老原千恵子さん)にグラレコの描き方をレクチャーいただき、ご参加の皆さんに今回の落語をイラストで表現いただきました。お絵かきタイムの前に、演者さんたちが巧みなグラレコを発表し参加者のハードルが上がる一幕がありつつも、交流会ではそれぞれが描いたグラレコを話の肴に楽しくまったりと会話に興じました。

 

伝統ある落語に、オンラインという新しい要素を加えた今回のイベント。演者さんたちのかけ合いを参加者がチャットでにぎやかし、交流会では国境を越えたところから参加している方がいたり、オンラインならではの落語の楽しみ方を感じさせる会でした。

 

次回の開催は6/6(土)14時スタート。

落語に興味があるけどオンラインには抵抗がある方、そもそも落語を見たことがない方にもぜひ体験していただきたいと思います。

もちろん、今回ご参加いただいた方もお待ちしております。

  70名近くの方にご参加いただき、皆さん描いたグラレコと一緒に撮った集合写真。

楽しい落語を聴かせていただいた桂吉弥さん、桂小鯛さん、素晴らしい三味線を聴かせていただいた浅野美希(おみき)さん、わかりやすくグラレコの描きかたをお話いただいた海老原千恵子さん、大曲詩摩さん、欣ずしの小又学さん、島守貴子さん、そしてご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

 

◇桂吉弥さん
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◇桂小鯛さん
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◇浅野美希(おみき)さん
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