開催レポート:【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑰
(投稿日:2018.4.22)

【湘南の里山と海でチャレンジ!】
4月11日(水)、「【チガラボチャレンジ】やりたいこと宣言&いっしょに考える会⑰」を開催しました。
 
「チガラボチャレンジ」は、毎回二組のチャレンジャーがやりたいことを宣言し、参加者の方といっしょにアイデアを考え次の行動につなげる、チガラボの定番イベントです。
 

 髙橋浩美さん「湘南の里山を盛り上げたい」

 
今回1人目のチャレンジャーは、野菜ソムリエで「湘南の里山を楽しむ会」を主宰されている髙橋浩美さん。「湘南の里山を盛り上げたい」という思いを宣言されました。
 
茅ヶ崎市の北側にある里山エリアで生まれ育った髙橋さんは、「食と農の魅力」や「6次産業(生産から加工・販売までを一元的に手がけること)の可能性」に惹かれて野菜ソムリエとして活動される中で、地元の里山の魅力に気づき、現在は農家さんのお手伝いをするイベントや里山BBQを企画されています。
 
参加者ディスカッションでは、茅ヶ崎の里山エリアの写真や地図を見ながら、
・里山あるきや農作業お手伝いのスタンプラリー
・流しそうめん用の竹づくりワークショップ
・夏休み企画(肝試し・星を見る会・屋外で映画を観る会)
・空き地を使ったキャンプ/グランピング
などのアイデアを出しあいました。
 
これを受けて髙橋さんは、「里山BBQと里山歩きをしながら、今後の企画を考える会の開催」というネクストアクションを宣言されました。
 

坂田浩明さん「サーフィンを通じて、高齢者・障害児・虐待児などが区別されない場をつくりたい!」

 
2人目のチャレンジャーは、福祉施設職員でサーファーの坂田浩明さん。「サーフィンを通じて、高齢者・障害児・虐待児などが区別されない場をつくりたい!」という思いを宣言されました。
 
坂田さんはこれまでに、児童養護施設の子どもたちにサーフィンの楽しさを教える活動などをされてきています。サーフィン仲間から「湯河原の85歳のおじいさんがサーフィンをはじめたところ、『今までの人生でサーフィンをやらずにもったいなかった』と言っていた」という話を聞いたことをきっかけに、「年齢や立場の垣根を越えた場をサーフィンでつくりたい」という思いを抱かれました。現在は、今夏のサーフィン体験会に向けて企画を練られています。
 
参加者ディスカッションでは、
・ボランティア、協力者の募集
・写真活動をされている方々とのコラボ&発信
・活動資金集め(寄付金、チャリティーグッズ販売)
・一般の人がサーフィンスクールに参加すると、施設の子供ひとりをサーフィンスクールに招待できる仕組み(参考:TABLE FOR TWO(途上国の子どもたちへの食事支援活動) http://jp.tablefor2.org/)
・サーフィン以外に興味のある子たちでも楽しめるアクティビティ企画(砂浜遊びやビーチフラッグ)
などの意見・アイデアが出ました。
 
これを受けて坂田さんは、「まずは、実現したいシーンを作ってみる。そのために、湯河原の85歳のおじいさんに、子どもたちと一緒にサーフィン体験をしてもらえるよう相談に行く」というネクストアクションを宣言されました。
 
チガラボはその名の通りラボ(=実験室・研究室)なので、安心・安全な場としてお二人の挑戦をこれからも応援していきたいと思います。
 
次回のチガラボチャレンジは5月16日(水)です。チャレンジャーは戸田雄輔さんと、あと1名エントリー受付中です。みなさまのご参加、お待ちしています!